内容説明
プロ野球選手となった甲子園優勝投手たちの栄光と挫折―。プロ入団時の華やかさとは対照的に、ひっそりと球界を去った彼らの第二の人生とは?愛甲猛、土屋正勝、吉岡雄二、正田樹ら七人の軌跡。感動の書き下ろしノンフィクション。
目次
第1章 流転‐生涯不良でいたい―横浜高校・愛甲猛・一九八〇年優勝
第2章 酷使‐曲がったままの肘―銚子商業高校・土屋正勝・一九七四年優勝
第3章 飢餓‐静かなる執着―帝京高校・吉岡雄二・一九八九年優勝
第4章 逆転‐「リストラの星」と呼ばれて―池田高校・畠山準・一九八二年優勝
第5章 解放‐夢、かつてより大きく―桐生第一高校・正田樹・一九九九年優勝
第6章 鎮魂‐桑田・清原を破った唯一の男―取手第二高校・石田文樹・一九八四年優勝
特別章 破壊‐七七三球に託された思い―沖縄水産高校・大野倫・一九九一年準優勝
著者等紹介
松永多佳倫[マツナガタカリン]
1968年、岐阜県生まれ。現在、沖縄県那覇市在住
田沢健一郎[タザワケンイチロウ]
1975年、山形県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
46
面白かった😆7人の「甲子園優勝投手」のその後を取材した一冊。著者は、松永多佳倫氏と田沢健一郎氏。よくよく考えれば「甲子園優勝投手」は毎年1人しか輩出しないスペシャルな存在で、その特別な「看板」を背負った投手のプレッシャーは半端なく、ある意味「ドラフト1位」よりも重くのしかかるのではと思いました。また、昔の価値基準では、エースピッチャーはすべて投げ切るのが当たり前と考えられた時代、肩や肘の故障がつきもの、それを根性だけで投げ続けたことに頭が下がります。2026/01/26
金吾
29
○甲子園の優勝投手6人と準優勝投手1人の話です。どの話も面白かったです。その中でも土屋投手、石田投手、大野投手の話が印象的でした。2026/01/13
山田太郎
22
なんか大野倫がやっぱり謎だ。しかし、健康というかあんまり体にいいもんじゃないな、甲子園。2012/08/23
nutts
8
過去、89人しか存在しない甲子園優勝投手(プロ野球選手は、引退選手だけでも年間約80人)、7人の生き様に迫る意欲作。その「選ばれた存在」と引き換えに差し出したもの。堕落したヒーローを扱うゴシップ企画とは一線を画す、絶妙な人選。未成熟な10代では到底抗えない、産業と化した高校野球の世界。時代に、メディアに、地元に呑みこまれ、一生背負わざるを得なかったしがらみと重圧。苦しみあがきながらも折れずに己を貫けたのは、変わることなく支え続けてくれた師との出会いか。決して人とは共有できない、覚悟を決めたほろ苦い人生譚。2011/07/13
snakedoctorK
3
甲子園優勝投手のその後2013/12/22




