内容説明
賢治の世界を徹底的に考察し再現、至福感に満ちたハイパーリアリズム画集。
目次
暗闇をぬけて
北十字から南十字へ
旅立ちの渚
レンズの銀河
午后の授業
星祭りの街
時計店
天気輪の柱
銀河ステーション
夜の軽便鉄道〔ほか〕
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896年、岩手県花巻市生まれ。学生時代から短歌、さらに童話や詩など数多くの作品を創作。農学校教師を経て、農業指導に献身するが、1933年、37歳の若さで永眠。生前10年間にわたって推敲された「銀河鉄道の夜」は、賢治が亡くなった病床の枕元に未完の原稿として残されていた
KAGAYA[KAGAYA]
1968年、埼玉県生まれ。豊富な天文知識と卓越したアートセンスで、宇宙と神話の世界を描くアーティスト。絵画制作をコンピューター上で行う「デジタルペインティング」の世界的先駆者。ハイパーリアリズムと透明感あふれる独特の色彩感覚は国内外で高い評価と注目を集めている。「the Zodiac12星座シリーズ」はジグソーパズルでのベストセラー。プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」が全国で上映され大ヒット。作品展示や上映が世界各地で行われている。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番はKagayayutaka(カガヤユタカ)と命名されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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フーミン
20
KAGAYAさんの美しい絵に釘付けです。真夏の夜の夢を見たかのような…。実は今月KAGAYAさんの「銀河鉄道の夜」の企画展及びプラネタリウムが仙台市天文台で上映がされるので今からワクワクなんですよ♡2016/07/12
雨巫女。
14
《書店》仕事に疲れきったあたまと心が、和みました。あんな幻想的で、きれいな風景は、天国みたいでした。2012/06/16
Romi@いつも心に太陽を!
14
昨年、KAGAYA氏のこの作品をプラネタリウムで見る機会がありました。とにかく、美しい。眩いばかりの光。個人的には、もう少し光と闇のコントラストが抑え気味な方がイメージではありました。ただ、彼の並々ならぬ想いがひしひしと伝わる力作であることは間違いない。ぜひプラネタリウムで観ていただきたいです。2010/06/27
千尋
11
プラネタリウムで話題となった『銀河鉄道の夜』の本*絵のグラフィックが幻想的でとても美しいです**『銀河鉄道の夜』の世界観を楽しめる一冊**2011/06/05
あおいたくと@灯れ松明の火
10
整理読み。表紙のサウザンクロスがめちゃくちゃ大好きで、何度もHPを見に行っていたことを思い出す。銀河鉄道の絵の中ではこの絵が一番好きだなあ。セレスティアル~など他シリーズも好きだけど、いちいち美しく、それでいて懐かしさとあたたかみを感じる作品ばかりなので、銀河鉄道モノが一番好きだなと思います。2015/07/23