内容説明
旅は一枚の風景からはじまる。いつか歩いてみたいあこがれの街!心にのこる大自然との出会い。
目次
ロワールの華シャンボール城(フランス)
ドロミティアルプスの湖(イタリア)
村はずれの緑の教会(イタリア)
モノトーンの木組みの町(ドイツ)
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
ハイデルベルクの荒城(ドイツ)
スリルと絶景のアルプス鉄道(スイス)
マッターホルンとグリンジ湖(スイス)
モーツァルトの街ザルツブルク(オーストリア)
ヨークシャーの「嵐が丘」(イギリス)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
「人生を変える」とは、「かつてないくらいの衝撃を感じる」くらいの意味でしょうか。世界の名景に比すればスケールは小さいかもしれないが、わたしのそれは、およそ36年前の、京都、円山公園の枝垂れ桜。往時のそれはこの世のものとは思えないくらいの異様な美しさを誇っていた。(今も毎年花の頃には会いにいくけれど、老いたことは否めない)。もう一箇所はこれも京都、大田神社の野生のカキツバタの群落。沢一面の紫がまるで日本画のようで、声を失った思い出がある。2018/11/07
ヨミナガラ
7
“カッパドキアのバラの谷/アナトリア高原に広がるカッパドキアは場所によって表情が違う。よく知られたキノコ形の奇岩や初期キリスト教徒たちが隠れ住んだ洞窟、地下100mに及ぶ迷路のような地下都市など見どころは多い。この“バラの谷”と呼ばれる一帯は、幾層にも折ったビロードのような岩肌が黄金色からバラ色に変わるときがもっとも幻想的だ。”2014/05/21
洋平
7
神の絵筆が描いた絶景に癒された。名峰マッターホルンを映すグリンジ湖(スイス) / E・ブロンテの小説『嵐が丘』の舞台となったヨークシャー(イギリス) / エーゲ海に浮かぶ空中都市フィラ(ギリシア) / 奇跡の島のバオバブの並木道(マダガスカル) / アーモンドの花咲くダデス渓谷の桃源郷(モロッコ) / ノアが造ったといわれる世界最古の街サナア(イエメン) / 西遊記の舞台になったトルファンの火焔山麓(中国) / グレートバリアリーフが神秘的なホワイトへブンビーチ(オーストラリア)etc――。ふつくしい…。2012/06/10
クロ
3
世界には心惹かれる場所がこんなにもあるんだなー。イタリアのドロミティ地方にあるミズリー湖。雄大なアルプスを鏡のように映しだし、まさに絶景。ページをめくると、同じドロミティ地方だけれど、今度は辺り一面黄色い花々と黄緑色の草に埋め尽くされた小さな教会。まるでおとぎ話に出てきそうだ。イギリスのヨークシャー地方の一枚は、本当に「嵐が丘」そのもので、ヒースに覆われた荒涼とした雰囲気がとても心惹かれる。隣のページのコッツウォルズ地方の田園風景には、ウサギやアヒルが出てきておしゃべりしているの空想してしまう。2018/02/25
チーズ饅頭
2
すべて美しい景色ばかり。癒されます2011/09/10
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