内容説明
帯合わせの悩み、着付けの問題、仕立ての疑問、着物に関する「わからないこと」のあれこれ、専門家のご意見を聞いて来ました。
目次
第1章 きせかえ帯あそび(派手になってしまった小紋;地味な黒地の小紋 ほか)
第2章 くるくるリサイクル(バーチャル仕立て替え;羽裏の楽しみ ほか)
第3章 すいすい着付け術(着付けは楽に、美しく;補整の効用 ほか)
第4章 アグレッシブ仕立て術、着物の巻(呉服屋さんとコミュニケーション;着物の構造を知ろう ほか)
第5章 アグレッシブ仕立て術、帯の巻(帯にもサイズがある;なんでも帯になる ほか)
著者等紹介
近藤ようこ[コンドウヨウコ]
漫画家。新潟県出身。中世文学、狂言に造詣が深く、着物歴は16年。最近は普段も家で着物を着ることが多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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僕素朴
1
お茶席で色無地がふさわしいのは、亭主が選んだ花や道具よりも華美にならないように。襦袢の衿先に足し布して、乱れたらひいて直す。襦袢から裾すぼまりにして、シワは伊達締めの中にしまい込む。ゴムベルト付きの帯板を、背中は伊達締めの上にかけ、前に小さいタオルを挟んでおくと前下がりになり、帯揚げをしまいやすい。「追っかけ仕立て」は「追い裁ち」ともいう。シンメトリーにするのは「車裁ち」。八掛が擦り切れそうになったら裾だけ縫い込むとよい。とくに紬の八掛が擦り切れやすい。袋帯の口が閉じていないものは仮仕立て。2018/05/27
しらたま
1
赤やピンクの着物が年を重ねると派手で着られないというのは理解可能なのだが、着物や帯のこれが派手でこれが地味(落ち着いている)の区別が、自分には全然つけられないようだ。2017/03/25
あづさ/kyoka
0
着付けの手順の図解が分かりやすい。着回しのテクも参考になりそうです。最近流行りのアンティークとか個性的な着こなしではないので、幅広い層が対象かな。2014/05/24
emiko
0
写真をみると「あしたも着物日和」で漫画に描かれていた品かな?と思えるのがあったりして楽しい。2013/05/19