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内容説明
「若大将」と呼ばれた男は、「伝統ある球団」の若き指揮官としていかにして一枚岩の「強い組織」を作り上げたのか。「就任1年目で日本一」の極意を伝授。
目次
挫折を知るエリート 原辰徳という男(それは逆風の中での船出だった;若造だろうと「結果」がすべて;前向きで真っ白な男 ほか)
しなやかで強い「原スタイル」を貫く思想(言いたいやつには言わせておけ;強気な選手=部下を組織のために奮い立たせる術;理由を自分の口できちっと説明する力 ほか)
選手=部下を生かす個性に合ったマネジメント術(清原和博―意気に感じる真っ直ぐな部下;松井秀喜―黙々と我が道を究める職人肌の部下;高橋由伸―「欲のない天才」には厳しく ほか)
著者等紹介
角盈男[スミミツオ]
1956年、鳥取県米子市生まれ。米子工業高校から三菱重工三原を経て、76年にドラフト3位で巨人軍入団。78年に新人王、81年には最優秀救援投手に輝く。その後、日本ハム、ヤクルトを経て92年に現役引退。引退後は野球解説者、タレントとして活躍するが、95年に野村監督率いるヤクルトに投手コーチとして復帰し、リーグ優勝、日本シリーズ奪取に貢献した。96年末に巨人軍の投手コーチとして就任したが、97年末、契約終了に従い退団。現在はベースボール・タレントとして、野球解説からバラエティ番組まで幅広く活躍中。洞察力に裏打ちされた、歯に衣着せぬ明快な野球解説には人気・定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
19
非常に面白かった。ノムさんの本を読んでると、原監督って結構評価が低い(まあ原監督の評価が高いのは、江本孟紀くらいしか見たことないけど)。でも元チームメイト&先輩格の角盈男(元巨人の名クローザー)による本書では、かなり絶賛されているし、そのポイントは組織論においてもすごく学びが多い。とにかく原さんは「ジャイアンツ愛」に代表される、爽やかでポジティブな考え方が根底にある。「愛」なんて大の大人が照れる言葉を堂々と言える、さすが「永遠の若大将」といったところか。それが「信念」とも言える強さに原野球の真髄がある。2025/03/21
FBN
1
図書館2013/08/18
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