内容説明
北の海に流れる天塩川のほとりにあるのが美深町。「びふか」は昔「ピウカ」と呼ばれていました。アイヌ語で「小石のある川原」のことです。街から約29kmのところに、「びふか松山湿原」があります。厳寒期には零下30度以上にもなる高層湿原に生きるユキウサギたち。北海道に住む画家が1年間通って取材、熱い想いを描いた作品です。
著者等紹介
ほんだてつや[ホンダテツヤ]
1951年、北海道十勝野に生まれる。北海道教育大卒。幼いころから自然や動物たちの世界に魅せられて絵を描き続ける。旅、山歩き、川遊び、野球、音楽が好き。北海道上川郡清水町在住
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感想・レビュー
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ちえ
28
ほんだてつやさんの本は以前どさんこ馬の2冊の本を読んでその絵の質の高さやどさんこの生活(特に冬)に引き込まれた。読友さんからこの本を知り図書館で。なんとサイン本。来られていたのですね。鉛筆画、カラーの部分と白黒のままの描き方が素晴らしく、湿原の植物の精巧な絵、生き物たちの表情も生き生き。この本に出合わせてくれた読友さん、感謝です💗2019/03/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
読書会【テーマ 動物の本の持ち寄り】鉛筆画の描写がすばらしい。北海道美深町の湿原が舞台。2014/03/11