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内容説明
ポップとアングラ、そして日本的身体を賭け金に、政治と芸術を越境したアナキズムの軌跡がいま蘇る―。戦後を肉体表現によって引き受けた唯一無二の芸術家、その全貌に迫る初の集成。万博を破壊せよ!
目次
1 一九六三‐一九六九(ゼロ次元のはじまり;尻蔵界曼荼羅の世界 ほか)
2 一九六九‐一九七〇(反万博の萌芽;万博破壊活動の思想と行動 ほか)
3 一九七〇‐一九七六(幻覚革命へトリップしよう!;エロス解放の神話考 ほか)
4 座談・インタビュー・随想(一九六〇年代同志たちとの対話;ゼロ次元を語る)
著者等紹介
加藤好弘[カトウヨシヒロ]
1936年名古屋市生まれ。多摩美術大学を卒業後、岩田信市らと前衛芸術集団〈ゼロ次元〉を結成し、各地で「儀式」と称したパフォーマンスを長期にわたり膨大な回数行なった。1970年の大阪万博を前に、ともに活動していた〈告陰〉らと〈万博破壊共闘派〉を結成して活動を展開した。その後、〈ゼロ次元〉の儀式の集大成ともいえる映画『いなばの白うさぎ』を発表。2000年代以降、再評価の高まりを受け、国内外でアジテーションを続けた。2018年没
細谷修平[ホソヤシュウヘイ]
1983年生まれ。美術・メディア研究者。日本戦後芸術のドキュメンテーションに取り組んでいる。和光大学客員研究員、(一社)戦後芸術資料保存代表理事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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