内容説明
アンパンマンの生みの親!!やなせたかしは「てのひらを太陽に」の作詞者であり、雑誌『詩とメルヘン』の責任編集を30年つとめ、多くの〈やなせメルヘン〉を世に送り出してきた。多彩、かつ膨大なやなせたかしの仕事の全貌を紹介する初めての本。
目次
生い立ち
『月刊高知』時代
漫画家をめざして上京
詩の才能が開花
ヒット作に恵まれず、悩んだ日々
『詩とメルヘン』を創刊
『いちごえほん』を創刊
アンパンマンで大ブレイク
ライフワーク
最近のやなせたかし
著者等紹介
中村圭子[ナカムラケイコ]
1956年生まれ。中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。1984年より弥生美術館学芸員、2022年より同美術館理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MOE
9
こちらも図書館本。朝ドラでやなせたかしブームがあり、色々本が出ているので良い機会なので軽い気持ちで読んだ。が、アンパンマン=やなせたかしのイメージしかなかったが三越の包装紙のデザイン、てのひらを太陽にの歌、サンリオになる前から社長との縁で詩とメルヘンを創刊した事、手塚治虫さんのアニメに携わっていた事などを知って驚いた。アンパンマンが地味な絵本だった事とかは知ってたけど、漫画家としては大器晩成型の方だったようでラジオ脚本とか、アーチスト的な活動の方が目立つ。ちばてつや氏の本から続いたので対照的で興味深かった2025/07/08
K
1
(2025,726.1)朝ドラのあとからでたヤツは便乗商法である。しかし返却本だったので借りてみた。ボオ氏など。 2025/10/14
melco
0
わざわざ高知に出かけて、やなせたかし絵本館で購入した。本当は幼い頃の愛読書『詩とメルヘン』が欲しかったがさすがにそれは叶わなかった。やわらかなタッチのイラストや、優しい詩の魅力に引き込まれ、夢中で読んだのを思い出す。その世界観を一言で表すなら『哀愁』なんだと思う。明るく優しい作品にもそれは滲み出ている。『これを描いたのはきっと深い悲しみを知っている人だ』あの頃は幼かったけれど 本能的にそんなことを感じ取っていた気がする。2025/11/03
くまごろ
0
朝ドラに感化されて読んだ。主に作品集だった。アンパンマン以外の作品について初めて知ったが、見たことある絵だった!2025/07/30




