内容説明
NHK Eテレ“100分de名著”(2024年6月放送)『忘れられた日本人』で話題の宮本常一を論じる名著!観察者の位置を踏み越え、通例の民俗学者から逸脱し、徹底した資料分析とフィールド調査に基づく慧眼を土台に、独創的かつ横断的な“宮本総合学”を構築した巨人の生涯を追う。(『宮本常一―逸脱の民俗学者』の新装復刊)
目次
第1章 故郷周防大島からの出発(生活体験の客体化;調和と共同;生活体験の延長線上に)
第2章 逸脱の「民俗誌」学者(柳田民俗学と渋沢民具学の学習;地域「生活誌」学者としての出発;保守主義者としての完成)
第3章 創造的人文科学者の誕生(社会経済史学者としての再出発;保守主義者のかなしみ・疑問・批判;総合社会史学としての完成)
著者等紹介
岩田重則[イワタシゲノリ]
1961年、静岡県生まれ。専攻は民俗学/歴史学。中央大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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故郷周防大島からの出発 生活体験の客体化 調和と共同;クロポトキン 進歩と退歩 生活体験の延長線上に:旅と伝説 社会科教育の先駆者 逸脱の「民俗誌」学者 柳田民俗学と渋沢民具学の学習:戦争肯定の思想 地域生活誌学者としての出発;ライフヒストリーと同時代史 体系民俗学 保守主義者としての完成:庶民的母性からの戦時体制維持 自作農醸造・篤農家による社会秩序保守 創造的人文科学者の誕生 社会経済史学者としての再出発;社会経済的保守主義 保守主義者のかなしみ・疑問・批判 総合社会史学としての完成:民具学からの逸脱2024/07/08
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