内容説明
じかんをまもるって、すごくだいじ。でも、もっと大切なものって…?時計のよめないクマがひきおこす大そうどう!ベストセラー『365まいにちペンギン』の人気コンビが笑いの渦に巻き込みながら、人生の意味を教えてくれる傑作!クマとパパの時計のよみかたレッスンつき!
著者等紹介
フロマンタル,ジャン=リュック[フロマンタル,ジャンリュック] [Fromental,Jean‐Luc]
1950年、チュニジア生まれ。作家。編集者を経てCMやアニメーション制作にたずさわる。映画のシナリオ、小説、紀行文、コミックの原作も手がける
ジョリヴェ,ジョエル[ジョリヴェ,ジョエル] [Jolivet,Jo¨elle]
フランス生まれ。タイポグラフィやレイアウトを学んだ後、国立美術学校でリトグラフの技術を身につける。イラストレーターとして活躍し、あざやかな色彩の絵本を数多く出版している
しみずれいな[シミズレイナ]
清水玲奈。ジャーナリスト、翻訳家。東京大学大学院総合文化研究科修了(表象文化論)。1996年にイギリスにわたり、パリ暮らしを経て、ロンドンに在住。書店、出版、カルチャー関連のウェブ記事・著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
168
表紙絵とタイトルに魅かれて読みました。フランス人作家のタイパベア絵本です。最近問題になっている日本の熊も時間を覚えれば、解決するでしょうか🐻🐻🐻 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000547.000012754.html2023/11/29
とよぽん
56
じかんをまもれなかった、というより時計を読めなかったクマのはなしだった。でも、時計の短針と長針の動きを理解して、社会の時間の概念に組み込まれることが本当に幸せなのか? 燃え尽きてしまったクマが教えてくれる。このお話の終わり方が好きだ。2024/02/04
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。タイトルに惹かれて、手に取り、袖の「イライラしていたら、深呼吸して、開いてみて(原文ママではない)」で借りてきた。初め、クマに見える(もしくは着ぐるみ?)の人間かとも思ったが、本当にクマだった(笑) このクマ、人間と暮らしていて、時計が読めないので、失敗ばかり。そこで時計の勉強を始めて……。内容ギッシリ、時にコマ割りして漫画っぽく、時にカレンダーへの書き込みっぽく。ギューギュー詰めが、最後に解き放たれて、ホッとした。ジョエル・ジョリヴェさんの絵はオシャレ。 訳は、しみず れいなさん2023/12/10
空猫
28
読み友さんのレビューから。時間を守れない→時計がよめないクマのお話。時計の読み方や時間の使い方のお勉強本かと思いきや…とてもほっこりした処に落ち着きました。今の子ども達にぴったり、いや大人にもお薦めの一冊。2024/04/14
Cinejazz
23
〝朝7時。起きる時間だ。でも、クマは早起きが大の苦手。目覚まし時計の音は、右の耳だけで聞く。左の耳では聞こえない振りをして、また寝ちゃうんだ・・・「早くしなさい」「遅刻するよ!」「宿題また忘れたの?」・・・時間を守れないクマを、見るに見かねたパパが、時計のと読み方の特訓を始めると、驚きの結末が・・・!〟 憎めない我が家のクマのユーモア溢れるタイムマネジメント絵本!🐻⏰2024/08/19