内容説明
谷崎潤一郎「痴人の愛」をモチーフにした表題作100頁。京極夏彦トリビュート作「薔薇十字猫探偵社」24頁。乙女浪漫と華麗な世界を収録した全8編、計270頁!まるごと一冊、単行本未収録作!
著者等紹介
松苗あけみ[マツナエアケミ]
マンガ家。1956年11月18日、東京都生まれ。一条ゆかりのアシスタントを経て77年『リリカ』4月号の「約束」でデビュー。『リリカ』休刊後は『ぶ~け』に活動の場を移し、82年にコミカルでリアリティのある女子高生たちを活写した「純情クレイジーフルーツ」を発表、大ヒットを博し、その高い画力とともに絶大な人気を誇る。『ぶ~け』の中心作家として活躍しつつ、少女マンガのみならず青年マンガ誌や一般誌等にも幅広く作品を発表。2018年より連載の「松苗あけみの少女まんが道」という自身のマンガ家人生を振り返るエッセイマンガが話題となり、現在、続編「松苗あけみの少女まんが道・結」を『本当にあった笑える話』(ぶんか社)にて好評連載中(2023年8月現在)。88年度、第12回講談社漫画賞少女部門受賞作「純情クレイジーフルーツ」をはじめ、「山田くんと佐藤さん」、「カトレアな女達」、「ロマンスの王国」、「恋愛内科25時」ほか代表作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうこ
7
はるか昔、『ぶ~け』に連載されていた「純情クレイジーフルーツ」や「山田くんと佐藤さん」を楽しみにしていました。この本は単行本未収録の作品集です。自由奔放でシニカルでエッチで人生を達観したような、純な男の人を手のひらで転がすような、それでいて健気な女性を主人公にした作品を楽しく読みました。「早春家庭画報」が好きかも。2024/08/18
タリコ
4
久しぶりに松苗あけみさまの自由で美麗でデコラティブな作風に浸れて楽しかった!トリビュート作品の京極堂と榎木津も好きだ。2024/07/02
sakurayasuko
2
単行本未収録のてんこ盛り 読んだ記憶がうっすらあるものと再会に感激2023/12/10
るぅ
0
松苗あけみ世代としてはこんなに嬉しい作品集はない!!!2024/09/30