出版社内容情報
強烈なイメージを私たちに植え付ける画家の人生とは?ボス、カラヴァッジョ、デューラー、ゴヤ、ブレイク、ルドン、ルソーについて代表作を紹介しつつ、楽しく解説。図版多数。<新装版>
著者情報
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社でグラフィックデザイナーとして働く。イタリア留学し、08年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。著書『イラストで読むルネサンスの巨匠たち』など。
内容説明
奇妙、不気味、ちょっとおかしい。なぜこんな絵を描いたの?ボス、カラヴァッジョ、デューラー、ゴヤ、ブレイク、ルドン、ルソー。我が道を行く奇才の画家たちのとっておきの作品とおもしろエピソードが満載!
目次
第1章 西洋美術史に見る「奇想絵画の系譜」(ゴシック・初期ルネサンス・盛期ルネサンス・マニエリスム・バロック・ロココ・新古典主義・ロマン主義・写真主義・象徴主義・印象派・ポスト印象派・素朴派)
第2章 奇想の画家たち―作品と人生(ボス;デューラー;カラヴァッジョ;ゴヤ;ブレイク;ルドン;ルソー)
奇想の画家たちと世界の歴史
あなたは誰タイプ?
著者等紹介
杉全美帆子[スギマタミホコ]
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社、広告代理店でグラフィックデザイナーとして働く。2002年よりイタリアへ留学。2008年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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conyTM3
12
いつの時代も人は奇妙な物への興味に抗えないものですよね。 何だこれ?!と思いながらも気になって仕方がないっていうね。わたしはそういうタイプの人間ですw。 『奇想の画家』というと蘇我蕭白など日本の画家を思い浮かべますが、西洋にもいるわいるわって感じですね。 画家の人生の深刻な局面も、ユルいイラストで描かれていてむしろクスッと笑えるエピソードと化してます。 ウィリアム・ブレイクが特に印象に残りました。 アンリ・ルソーやっぱり好きだわー。2025/06/18
moimoi
3
中野京子氏の「怖い絵」シリーズでも取り上げられている画家達の人柄や人生が綴られている。カラバッチョやゴヤが描いた「奇想」は、彼らの気性や生活を知ると納得だが、相当惹き付けられるものがある。ルドンやボスの「奇想」は変態的なものを感じるのに、人柄や生活は善良な市民であるというのにも驚きだ。百鬼夜行的な「奇想」達はどうやったら想像できるのだろう。2023/06/10
suchmo
1
ゴヤさんもなかなか凄い方ですね 奇抜な画風と感じる画家でも結構普通ぽかったり なかなかあじがある方がでした2025/05/06
yi
0
不思議な画風の画家たち。味わいがあり良かった。2025/03/22
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