出版社内容情報
着物、化粧、歌舞伎、相撲、火消し、刺青、千代紙……「デザイン」という観点から江戸文化をまとめるユニークな一冊。オールカラー。
内容説明
江戸のクリエイターたちが生み出した“日本のかたち”。オールカラー。
目次
江戸の賑わい
京都の雅
絵画
染織
工芸
風俗
江戸の粋
建築・庭園
著者等紹介
柏木博[カシワギヒロシ]
武蔵野美術大学名誉教授。英国王立芸術大学院大学(RCA)名誉フェロー。近代デザイン史専攻。デザイン評論家。1946年神戸生まれ。武蔵野美術大学卒業。展覧会キュレーション、著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
17
虫500種を詳細に描いた千蟲図譜や、古河の殿様、土井利位がオランダから輸入された顕微鏡を用いて描いた雪の結晶図鑑がよかった。金や赤やべろ青や、遊女の唇の緑色の紅に、なぜか伊達のまーくんのお月さまの甲冑や水玉陣羽織が混ざってるのが謎。まーくんは時代を先取りしてたのか。2019/08/18
遠い日
9
江戸のデザインの魅力は、なんといってもその爛熟の「盛り」。濃やか、艶やか、豪華。遊び心満載。2019/09/26
かわ
7
面白かった!写真も多くてありがたい✨ 尾形光琳や葛飾北斎のいる時代をリアルタイムで過ごしてみたいなー絶対ハマる自信ある笑 個人的に好きなのは山東京伝「つらのかは梅」(微笑んでる梅 とてもゆるキャラっぽい)、「笠に桜唐草銀象嵌鐙」(黒漆に銀色の桜唐草模様 かなりカッコいい)2021/02/06
kaz
2
タイトルどおり、基本的には江戸時代のデザインを紹介したもの。構成は「絵画」「染織」「工芸」「風俗」「江戸の粋」「建築・庭園」。2019/09/01
あさひ
1
浮世絵から着物、工芸品や千社札など、様々な江戸時代のデザインをまとめた本。色の鮮やかさと構図、粋・いなせといった感覚がおもしろい。 空白を活かして空間を広げる構図が好き。2019/09/29