アートで見る医学の歴史

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  • サイズ A3判/ページ数 255p/高さ 31X32cm
  • 商品コード 9784309255415
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C0070

出版社内容情報

数千年前の呪術から現代の遺伝子治療まで、世界中の貴重な医学図像を豊富に集めた豪華ヴィジュアル総覧!

見たこともない驚嘆の画像!
人体と医療、そして美術に関心のあるすべての読者に図書館及び医療その他の専門機関に美術品から書籍、工芸品まで、膨大なコレクションから厳選された究極の医学図集!


◆人体への驚異的な執念——
解剖学、病理学、薬学、治療法、予防法など、数千年におよぶ長い医学の進歩と歴史をたどる。
◆収録図版オールカラー、400点以上。世界中の珍しく貴重な絵画や人体模型、立体写真、最新電子顕微鏡の画像などを一堂に集めたかつてないベスト・コレクション!

[目次]
第1章 身体の地図化
 古今東西の解剖図からDNA、遺伝学研究まで
第2章 暮らしの中の医学
 医学と信仰、医師、伝統医学、看護師など
第3章 病気の理解と治し方
 コレラ、天然痘、鍼治療、薬草学、癌など
第4章 外科手術と傷の手当て
 手術、瀉血、切断術、歯科治療、軍事医学など
第5章 脳と心の病気
 精神疾患の治療、骨相額、人相学、患者の観点など
第6章 健やかであれ
 滋養、お守り、予防法、梅毒とエイズなど

[豪華な出典・執筆陣]
図版コレクション出典 ウェルカム・コレクションについて
本書の図版は、医学の進歩と医学史の理解を目標とした慈善団体であるウェルカム財団のコレクションをおもな出典としている。ヘンリー・ウェルカムはアメリカ西部の奥地に生まれ、製薬会社の訪問販売員を経て、1880年に渡英して製薬会社を設立して事業を続けるかたわら、世界中を旅し、さまざまな医学関係の美術品、書物などの蒐集に熱中した。亡くなる時のコレクションは100万点を超えたといわれる。


●著者略歴
ジュリー・アンダーソン[著]
ケント大学近代医学史の上級講師。身体障害の文化社会史に関する記事および書籍の著者または編集者をしている。

エマ・シャクルトン[著]
編集者、ライター、研究者。ナショナル・ギャラリー、大英博物館、ナショナル・ポートレート・ギャラリーで一般市民に向けて芸術作品の解説をしている。

矢野真千子[訳]
翻訳家。兵庫県生まれ。訳書に、W・ムーア『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』、S・ジョンソン『感染地図』、C・T・スコット『ES細胞の最前線』、S・モアレム他『迷惑な進化』など多数。

内容説明

見たこともない驚嘆の医学図集!美術品、書籍、工芸品など、膨大なコレクションから厳選された究極の図像400点!数千年前の呪術から、現代の遺伝子治療まで、世界中の貴重な医学図像を豊富に集めたヴィジュアル豪華本。

目次

第1章 身体の地図化
第2章 暮らしの中の医学
第3章 病気の理解と治し方
第4章 外科手術と傷の手当て
第5章 脳と心の病気
第6章 健やかであれ

著者等紹介

アンダーソン,ジュリー[アンダーソン,ジュリー][Anderson,Julie]
ケント大学近代医学史の上級講師。身体障害の文化社会史に関する記事および書籍数点の著者または編集者をしている

バーンズ,エム[バーンズ,エム][Barnes,Emm]
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイで科学出張事務局長をしている

シャクルトン,エマ[シャクルトン,エマ][Shackleton,Emma]
編集者、ライター、研究者。ナショナル・ギャラリー、大英博物館、ナショナル・ポートレート・ギャラリーで一般市民に向けて芸術作品の解説をしている

矢野真千子[ヤノマチコ]
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

262
着想はとっても興味深いのだが、アートというよりも大半は実用的な目的のもとに描かれた解剖図等である。もっとも、中にはミケランジェロの筋肉図などもあるにはあるのだが。一方、医学史をこういったビジュアルな形で俯瞰するものはあまり類書がないかもしれない。ただし、編年体で編集されてはいない。また、おそらくは貴重な図版も含まれているのだろうが、じっくりと眺めるにはいささかグロテスクでもある。2024/05/29

miloumogu

3
すごく面白い!かつて占星術で宇宙を観ていた医学は解剖(学)の発展で人間の肉体内部へと視点を変えミクロ細胞レベルに行き着いてみると宇宙の星々の連なりと相似していた(イームズ「パワーズ・オブ・テン風な強引な読者まとめ。)解剖は神聖なる死後の人体にメス入れるタブーを越えなければならなかったわけだし、また、献体となる死体は死刑となった罪人のものだったとこを考えると、医学と宗教(とりわけキリスト教)との歴史的関係の深さを痛感。アーユルヴェーダが18世紀まで図版なしで伝承されてたってのも驚き。2013/01/20

paxomnibus

2
アートがメインなので難しい内容は含まれていない。解剖が可能になる以前と以後では人体の描き方、正確性がまるで違うのが分かる。 西洋のみに留まらず、イスラム教下の国や日本や中国の図版も含まれている。麻酔の元祖とされる華岡青洲の妻の絵もあった。 ところで私、目下韓国ドラマの「馬医」にハマっているのだが、韓国の外科手術に関する資料はまるでないのであった。朝鮮の医学資料は市場に出回らなかったのか? それでもドラマに出てくる刺鍼(ししん)像の写真を中国と日本のページ見つけた時は実在したものだと分かって嬉しかった。 2019/01/19

さるさそーす

1
パラパラと流し見を繰り返してる。いろんな時代を見られて面白いです。慣れてないとちょっとグロテスクなものが多いけれど。2024/12/06

takao

1
ふむ2017/11/17

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