出版社内容情報
地球外知的生命の探求とは、「私たちは何者か」を問うことでもある。社会学・心理学・人類学まで総動員する宇宙科学の最前線!
内容説明
最新鋭の望遠鏡や探査機の力で、宇宙の「ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)」や「テクノシグネチャー(技術痕跡)」の研究が加速して、いよいよ地球外知的生命探査(SETI)は次のステージへ!エイリアンは本当に存在するのか、どのような環境で暮らしているのか、異星文明の科学力はどれくらいか、彼らと交信することはできるのか、もし会ったらどうなるか…。気鋭の科学ジャーナリストが宇宙科学のトップランナーへ取材を重ね、さらには心理学・人類学・歴史学などの知見をも駆使して大胆予測!「生命」や「知性」の定義を根本から再考し、「われわれは宇宙で孤独か」「われわれは何者か」という究極の問いに挑む。
目次
はじめに 「緑の小人」は存在するか
第1章 利他行動の仮定―エイリアンは地球人に親切か
第2章 知能―エイリアンとコミュニケーションができるか
第3章 故郷―地球以外に住みやすい星はあるか
第4章 星間ツイッター―地球外からのメッセージは見つかるか
第5章 銀河帝国―エイリアンは宇宙に進出しているか
第6章 ふたつの時計―宇宙で文明はどれだけ続くか
第7章 地球からのメッセージ―エイリアンとのコンタクトは危険か
第8章 二一世紀のSETI―なぜエイリアンを探すのか
著者等紹介
クーパー,キース[クーパー,キース] [Cooper,Keith]
科学ジャーナリストおよび編集者。マンチェスター大学で天体物理学の学位を取得。専門は、天体物理学、宇宙論、宇宙生物学、地球外知的生命探査、惑星科学。2006年以降、イギリスの天文学専門誌『Astronomy Now』の編集者を務めている。2017‐19年にはオンライン科学誌『Astrobiology Magazine』の編集者も兼任
斉藤隆央[サイトウタカオ]
翻訳者。東京大学工学部工業化学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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