出版社内容情報
仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーンは、今後、社会の仕組みをどう変えていくのか。その革新性を科学史的の視点からひもとく!
神里 達博[カミサト タツヒロ]
著・文・その他
内容説明
仮想通貨のメカニズムの根幹をなす「ブロックチェーン」。それは権力に対峙する思想から生まれた、特異なテクノロジーだ。応用方法は無限であり、「誰がどう使うか」によっては、“便利な暮らし”とは次元の異なる、革命的変化をもたらす。「人類は科学技術と、いかにつき合うべきか」という根源的な問いを発するこの怪物の正体を、まったく新しい視座から解剖する。
目次
1 仮想通貨は過激な自由主義のハッカーが誕生させた(ブロックチェーンの思想的ルーツ;冷戦下の科学者たち ほか)
2 ブロックチェーンに凝集された画期的かつ巧妙な仕掛けとは?(「ブロックチェーン」とは;お金とは「台帳」である ほか)
3 この先鋭的な新技術は体制を揺さぶるのか(信頼とは何か;「貨幣」を根拠づけるもの ほか)
4 暮らしやビジネスは将来、これほど変わっていく…(国境をなくす;契約を変える ほか)
5 もう、そこまで来ているブロックチェーン社会の近未来(「仮想通貨」「ブロックチェーン」はどれだけ普及するか?;ブロックチェーンを取り入れやすくなる条件 ほか)
著者等紹介
神里達博[カミサトタツヒロ]
1967年生まれ。東京大学工学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。現在は千葉大学国際教養学部教授、朝日新聞客員論説委員、大阪大学客員教授。博士(工学)。専門は科学史、科学技術社会論、リスク論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪魂
カモノハシZOO
カモノハシZOO
AppleIce
Minyole
-
- 和書
- 笑韓でいきましょう