出版社内容情報
鳥は世界をどう見て、何を感じ取っているのか? 食べ物を味わい、死を悲しむのか? 紫外線も見える眼や磁気感覚など、その驚嘆すべき感覚と秘められた感情生活を科学で読み解く!
著者照会
ティム・バークヘッド (バークヘッド,ティム)
イギリスの鳥類学者・行動生態学者。シェフィールド大学動物学教授。王立協会特別会員。邦訳書に『乱交の生物学』と『赤いカナリアの探求』(いずれも新思索社)がある。
沼尻 由起子 (ヌマジリ ユキコ)
慶應義塾大学文学部哲学科卒業後、読売新聞ニューヨーク支店勤務。帰国後、大手出版社の編集者を経てフリーライターとして独立。訳書にウェイド『5万年前』、カーシェンバウム『なぜ人はキスをするのか?』など。
内容説明
進化が生んだ究極の機能美。鳥は食べ物を味わうのか?パートナーの死を悲しむのか?匂いを嗅ぎ分けるのか?紫外線も見える眼や、信じられないほど鋭敏な耳、この上なく敏感なくちばしや、渡りに役立つ磁気感覚など、その驚嘆すべき感覚と秘められた感情生活を科学で読み解く。
目次
第1章 視覚―人間には見えない世界
第2章 聴覚―さえずりの謎と反響定位
第3章 触覚―敏感なくちばしとオルガスムに達する鳥
第4章 味覚―グルメな鳥と毒を持つ鳥
第5章 嗅覚―匂いで食べ物を見つけ出す
第6章 磁気感覚―はるかなる旅路の羅針盤
第7章 感情―鳥は死を悲しむか?
著者等紹介
バークヘッド,ティム[バークヘッド,ティム] [Birkhead,Tim]
イギリスの鳥類学者・行動生態学者。シェフィールド大学動物学教授。王立協会特別会員。鳥類学への多大な貢献が認められ、2011年にアメリカ鳥学会の「エリオット・カウズ賞」を受賞。2008年刊行の『鳥類の知恵―図解鳥類学史』(未訳)は英国鳥類学協会の「年間最優秀鳥類書籍賞」を受賞
沼尻由起子[ヌマジリユキコ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業後、渡米して読売新聞ニューヨーク支局勤務のかたわらアメリカン・イングリッシュ・インスティテュートで修行。帰国後、大手出版社の編集者を経てフリーライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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