出版社内容情報
ちょうど40年前、アポロ11号は月面着陸に成功した。本書は、その歴史的な偉業とアポロ計画の全貌を、現代の視点からたどりつつ、貴重で知られざるカラー写真をかつてないほど多数掲載した「アポロ」の決定版!
内容説明
アポロ11号の歴史的な偉業とアポロ計画の全貌を現代の視点から詳しくたどり、その文化遺産を再評価する。貴重な未公開ショットを含めたかつてない豊富なカラー写真を掲載、数多くの名言とともに贈る「アポロ」決定版。
目次
1 挑戦の歴史
2 ロケットと大聖堂
3 心の中の宇宙船
4 リスクの要素
5 月への再挑戦
6 アポロ11号のミッション
著者等紹介
ビゾニー,ピアーズ[ビゾニー,ピアーズ][Bizony,Piers]
科学、航空宇宙科学、宇宙論などの分野で、英米のさまざまな雑誌に寄稿するポピュラー・サイエンス・ライター。とくに宇宙開発の歴史については、英国でも指折りの研究家
日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。英米文芸翻訳家。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
13
来年2019年はアポロ11号月面着陸50周年。世界各国の月へのアプローチが盛り上がるここ数年、期待を込めて。ソユーズの迫力あるロケットエンジンに圧倒。各章のタイトルが詩的でセンスを感じつつ、司令船の内部の写真に大興奮。ケネディ宇宙センター、ジョンソン宇宙センター、憧れの地。月着陸船イーグルは愛らしく。飛行中のアームストロングのボケた写真が臨場感を表す。オルドリンの素粒子採取の姿。イーグルの頭上に浮かぶ地球。「将来の飛行には詩人や神父、哲学者も同乗させるべきだと思う」わたしも宇宙に行き感じたことを綴りたい。2018/06/24
えーてる
0
最新のデジタル補正が施されているのだろうか、写真の美しさに目を見張る。これまで見慣れた写真も、まったく別物のようだ。それにしても月着陸船の手作り感あふれるベコベコの機体表面には驚かされるばかり。人類マジすごい。2012/01/15
しろ
0
当時リアルタイムでアポロ計画に夢中になっていたが、月着陸船などこんなにクリアーな映像を見たのは初めて。月面でのアームストロング船長の写真が2枚しかなかったとは知らなかった。2010/08/28
jinrikiplane
0
写真集であると同時に、アポロ計画を再評価する本でもある。アポロはあの時代だからこそ飛べたのだなあ、としみじみ。2010/01/17
まめふじ
0
とっても面白かった! 写真集的な感じかと思ったら政治的な部分から精神的ところにまで幅が広く一気に読んだ。2019/06/08