内容説明
地球を出発し、数々の銀河を経て、はるか宇宙の果てにきらめくビッグバンの残像、そして謎のダークマターまで、１３７億光年におよぶ悠久の時空の旅を約２００点の豊富な写真で存分に楽しむ。ガリレオ、カッシーニなどの惑星探査機から、ハッブル宇宙望遠鏡、チャンドラＸ線観測衛星、スピッツァー宇宙望遠鏡まで、さまざまなレンズがとらえた「宇宙の出来事」を鮮やかな最新画像で紹介。
目次
第１部 太陽系（地球；月 ほか）
第２部 銀河系（プロキシマ・ケンタウリ；ＲＸＪ１８５６３５‐３７５４ ほか）
第３部 マゼラン雲（大マゼラン雲；ＬＨ９５ ほか）
第４部 銀河間空間（シャープレス１４０；ＮＧＣ７１２９ ほか）
第５部 宇宙の果て（２ＭＡＳＳ；エイベル１６８９ ほか）
著者等紹介
チータム，ニコラス［チータム，ニコラス］［Ｃｈｅｅｔｈａｍ，Ｎｉｃｏｌａｓ］
エディンバラ大学で古典やビザンチン史、そして人工知能について学んだ後、一般向けサイエンス書籍の編集者として多くの出版に携わる。ロンドン在住
梶山あゆみ［カジヤマアユミ］
東京都立大学人文学部英文学科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ほむら
19
まるで旅に出ていたような気分だ。外の外の外の世界に、こんな美しいものが絶えず生まれ死んでいっているなんて、なんて幻想的なんだろう。写真の説明文はまるで生きている人を語るような口調で、写っているものが生命の源であり、私たちの祖先であるということを感じさせた。私が生きているあいだに宇宙の真理が暴かれることはないだろう。それどころか人間が存在しているうちに暴かれることもないのだろう。それでも宇宙は優然と活動し続ける。素敵だ。2013/06/29
若冲
15
今日はプレゼント用に購入。喜んで貰えてラッキー2013/08/17
すがし
8
店頭で見て、まず図版の圧倒的美しさに魅了されてしまった。写真集など買ったことがないのに、３８００円という文庫などからすれば破格に高価であるにもかかわらず思わず衝動買いしてしまった。しかし自宅でページを開くと、自分のものになった銀河の美しさに、後悔するどころか日増しに満足の気持ちが強くなる。決して高くはない。すばらしい本。2009/12/29
mahiro
7
子供のころ『星と宇宙』という題名の図鑑を持っていた。さまざまな恒星と星雲の美しい写真入で、馬の首星雲、アンドロメダ銀河、球状星雲散開星雲やメシエ分類などということも始めて知った。いつの間にかその本はなくなり大人になって星の図鑑などがあると手にとって見たが、あの美しい図鑑のようなものは無かった。この本は最新の映像で子供の頃あこがれた星たちと再び再開する事ができた。私が好きな島宇宙（今はこのような呼び方はしないかもしれないが）の映像がもっとあればよかったけれど、楽しめる本だと思う2009/10/07
リンゴ姫
5
ページを捲ると、どんどん宇宙の果てに向かって、飛んでいく。途方もない、遠い宇宙のことがここまでわかる現代はすごい。実際は目に見えない部分（光・色）だらけの宇宙で、写真の通りを肉眼で見るのは難しいそうだが、宇宙は美しい。と改めて感じた。2013/03/10
