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遺伝子は語る―霊長類から人類を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309251752
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

内容説明

私たち人間はなぜ、さまざまな性格をもち、毎日の行動を決めているのか?進化の解明に向けて、人類の原型を、行動学と、さらには分子生物学から探った画期的な21世紀の最新研究。

目次

第1章 DNA研究と霊長類学―遺伝子から何がわかるか(サルに出会う;サル学の魅力 ほか)
第2章 DNA分析でわかった父子関係(父親は誰か―謎に挑戦する;ニホンザルの子どもの数―雄の順位が反映するか ほか)
第3章 性格と行動を決定する遺伝子―脳へのアプローチ(性格と行動は何によって決まるのか;性格はなぜ、ひとりひとり違うのか ほか)
第4章 イヌの歴史を遺伝子から見る(イヌ特有の行動に関わる遺伝子;家畜化の歴史 ほか)
第5章 遺伝子を用いた育種改良の成果―ウシの肉質改良(家畜との出会い;ウシの個体識別 ほか)

著者等紹介

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
1950年生まれ。京都大学霊長類研究所、思考言語分野教授。理学博士。1978年より「アイ・プロジェクト」というチンパンジーの知性の研究を開始。人間の心や行動の進化的起源を探り、「比較認知科学」と呼ばれる新分野を開拓した

村山美穂[ムラヤマミホ]
1964年生まれ。京都大学理学研究科博士課程修了。理学博士。現在、岐阜大学農学部、助教授。1990年、行動からは判定困難なニホンザルの父子関係を、遺伝子レベルで解明。サル社会の順位や繁殖の研究で成果を上げた。その後、行動に影響する脳内神経伝達物質の遺伝子研究に取り組む。またイヌなどの家畜についても研究領域を広げている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かえり

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筆者の大学から執筆当時までの研究に関する内容本。 専門用語は出てくるけれど、分野に興味を持つ理学、農学、生命科学を目指す高校生や大学生に良い本だと思う。学びたい学生にとって、特にむすびでは重要な事が書かれてあるので、専門用語でわからなくなっても、ここは必読だといえる。 2018/08/08

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