すべてはつねに別のものである―“身体‐戦争機械”論

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すべてはつねに別のものである―“身体‐戦争機械”論

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309249216
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ドゥルーズ的思考を過激に展開する哲学者の空前の達成。媒介と様相にまみれた既成の哲学の対極に生成変化の哲学をうちたてる。

内容説明

スピノザとドゥルーズ=ガタリをつきぬける孤高の哲学者によるおそるべき触発。無‐媒介、非‐存在、非‐論理、無‐様相としての“来るべき民衆”を生成させる絶対的な“外”の哲学。

目次

1 現前と外部性―非‐論理の革命的思考について(序論―“非‐論理”の唯物論はいかにして可能か;問題提起‐発生する変形的諸要素―どのように言語から媒介的特性を除去することができるか;問題構成‐図表論的総合―いかにして言語から言表作用を抽出することができるか;問題実現‐観念の非‐言語的力能―身体の一属性として言表を作用させること;結論に代えて―革命機械としての哲学)
2 哲学あるいは革命(ニーチェの批判哲学―時間零度のエクリチュール;機械論は何故そう呼ばれるのか―フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』;脱領土性並行論について―ガタリと哲学;“脱‐様相”のアナーキズムについて;脱‐様相と無‐様相―様相中心主義批判;ディアグラムと身体―図表論的思考の系譜について;破壊目的あるいは減算中継―能動的ニヒリズム宣言について;最小の三角回路について―哲学あるいは革命;論理学を消尽すること―ニーチェにおける“矛盾‐命令”の彼岸;“身体‐戦争機械”論について―実践から戦略へ)

著者等紹介

江川隆男[エガワタカオ]
1958年生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。現在、立教大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yu-onore

1
例のごとく難解… 2021/08/29

tamioar

1
難しい。2019/11/08

クリフトン

1
難しい  ドゥルーズの入門書や著作などを読んでからでないと歯がたたないよう  スピノザ-ニーチェ-ドゥルーズという系譜 カント流の観念論-言葉-を超えようとするものらしいこと  不勉強ながら感じたのは  新しい言葉概念が次々に出てくる それを漢字を並び替えることで表すのは当たり前のことのようだけれど それは本来の日本語としてどうなのだろう  また□□は××である それは△△ということではない 何故なら◎◎だからである という語りも多いがやや強引な気がした 2019/09/26

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1
タイトルはアントナン・アルトーの晩年の一節。「哲学とは、つねに別の仕方で思考することである。」思考を発生させるのは身体の変容である。ゆえに「別の身体へ」。「人間的な意味と価値に完全に汚染された大地と大気からなる<世界>。」この汚染のメカニズムの解明。2019/09/07

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