出版社内容情報
人付き合い、仕事の迷い、将来、失恋…稀代の哲学者が切実な悩みに解答。問題解決のアプローチを学び、見解の違いも楽しい哲学入門。
内容説明
困ったら、哲学者に相談しよう。偉大な哲学者から問題解決のアプローチを学ぼう。世界12カ国で刊行決定!!待望の邦訳!
目次
第1章 人間関係の悩み(友だちの彼が浮気しています。彼女に教えるべき?;失恋から立ち直れません。 ほか)
第2章 仕事の迷い(出世のためなら、少しくらい周りを犠牲にしても仕方がないですよね。;もうすぐ50歳!会計士の仕事に飽きました。ロックスターになる夢を追いかけていいでしょうか。 ほか)
第3章 ライフスタイル(病気になり老いぼれて死ぬのを待つくらいなら、尊厳ある死を選びたい。;ホメオパシーを信じていいですか? ほか)
第4章 趣味の問題(みんな真面目すぎ。楽しく生きようよ。;家族でキャンプ?「自然に還る」なんて最悪。 ほか)
第5章 政治について(他人に考え方を押しつけられることにうんざり。;誰に投票するか決められません。 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろくしたん
4
こういう本は、ぶ厚すぎることが多い。哲学は実学ということで、現代の悩みに聞くような哲学者の一言などを紹介。著者は外国の方のようです。翻訳された本は独特の面白さがある。2020/10/20
すえ
2
図書館本。哲学の入門書のつもりで借りたがなかなか難しかった。一通りの哲学の知識が無いと各テーマの哲学者の言葉がすっと入って来ない。 とは言いながら、心に留まった哲学者の言葉「人生には失敗や挫折が起こりうることを受け入れよう。それがもたらす苦しみは、自分が前進していることに気づかせくれる。このように苦悩と向き合うことが出来れば人生のあらゆる苦悩は私たちを強くして、自分が望む人生を進む力となる」ニーチェ2019/12/11
ぷるぷる
1
誰にも助言が必要な時がある困ったら哲学者に相談するという体裁。当然著者が知っている人の知っている言葉なので百花繚乱というわけでなく限られた人が繰り返し出てきます。世のお悩みと言ってもトロッコ問題やゲーム理論のように既に語られた問題の焼き直しも多い。気に入った話は「良い人になりたい」という問題に対して良い人になりすぎるのは危険だというのと、「神はいるのか?」に対して「証明も反証もできない」と返すところ、後「他人に考えを押し付けられるのが嫌」というのにアドバイスを求めるのも変な話だと自己ツッコミする辺りです。2023/11/23
荏苒 byn
1
世のお悩みに,哲学人+政経思想人で回答する人生相談スタイル流行。ジャンルは5個、人間関係、仕事、ライフスタイル、趣味、政治。形而下な問い乍らユニーク多し「本当の父でない」、其々5人~程度登場。古代から現代まで精通している著者。小さ目の文字がびっしりのデイープな本。原題は、「ニーチェならどうする 」。邦題は失敗、毎日使う実用趣向でない。関心あるテーマのみ深読み。「死ぬのが怖いんです」 。チャート式の名言やイラストだけで2度楽しめる、なかなか日本からは出ないタイプの良書。 browsed 追記↓★★★★ 2020/11/03
nao
1
分かりやすそうな表紙でしたが、やっぱりよく分からないです。哲学2020/03/05