経済暴論―誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体

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経済暴論―誰も言わなかった「社会とマネー」の奇怪な正体

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309248158
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

「トランプ大統領は日本経済にとってプラス」「勤勉と倹約が不況を長引かせる」…経済の話を“極論と暴論”で面白がりながら学ぶ本!

内容説明

教科書はもちろんのことニュースや新聞でも知ることができない“経済の裏のウラの真実”とは?日本の財政・景気の本当の読み方から身近な商品の意外な儲けのカラクリまで斬新な視点から切り込み、その本質を解説!

目次

1章 得したつもりが、じつは損?誰も言わない経済の掟
2章 暮らしに直結している!お金の流れのカラクリ
3章 メディアが伝えない!景気と財政の実態
4章 あなたの未来はこうなる!日本経済をズバリ先読み
5章 複雑な世の中がスッキリ!経済のウラ側を解く
6章 異論・反論は覚悟!ここが日本の大問題

著者等紹介

塚崎公義[ツカサキキミヨシ]
東京都生まれ。1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。おもに経済調査関係の業務に従事し、2005年に退職。現在、久留米大学商学部教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

16
経済にまつわるライトな読み物としてなかなかに魅力的な一冊。「家電量販店における『他店と同価格まで値引きします』広告は囚人のジレンマを打破するのが目的」「日米安保とメインバンク制度のアナロジー」「アイデンティティーとは『自己認識』」「潜在成長率とは自然な生産性の向上率」「粉飾会計が顕在化しない訳~税務署と監査法人の行動原理」などなど興味深いトピックがてんこ盛りである。総論として体系だっていないが目くじらをたてるほど筆が乱れている訳でもない。楽しむには相応の予備知識を要するが、読書家ならばクリアーできるはず。2018/03/30

ほじゅどー

6
★★★勧誘の電話で「絶対儲かる」商品は「絶対損する」商品。本当に儲かる商品を他人にわざわざ教えない。金融機関の窓口で「オススメはどれですか?」と聞いてはいけない。手数料の高い商品を勧められるだけ。無料の投資セミナーには意図がある。無料で保険の相談に乗る機関は、当然、保険会社から手数料を受け取っている。アベノミクスによる景気回復は偽薬効果だった。今後の日本は少子高齢化で人口が減るが、先行きは暗くない。労働力不足で賃金が上がり、失業問題も解決する。少子高齢化で日本経済は復活する。 2018/11/07

あっきー

5
✴2 タイトルほど暴論でも暴露本でもなく、もうちょっと刺激的な内容を期待していたのだが、よくある経済豆知識として読めばフツーのものだった、逆にこの程度のことで暴論っていうほど言論自主規制がキツくなっているのか、それともただ単にタイトル煽りすぎなだけか、もし続編があるなら倍ぐらいキッツーい内容でお願いします2017/11/23

Gordon

5
ここ最近、投資とか資産運用とかに興味を持ち始めたこともあり、経済を理解する事を目的に本書を手に取った。 経済は決して統計や数学で動かすものではなく、様々な利害関係者の思惑や意見、メディアの反応を元にその受け手側の反応によって方向性が定まるという事を理解した。日本人は心配性で、ネガティブ思考なニュースに強く反応するバイアスがかかりやすい民族である事を念頭に動向を見守るぐらいがいいのかもしれない。著者の個人的な意見、主張賛否分かれる部分もあると思うが、自身としては同意できる内容が多かった。2017/09/06

PDCAサイクル

1
日本人がネガティブ論を持て囃すので,比較的楽観的な著者の論が大げさに言えば"暴論"ということらしい.前半の基本的な経済知識に関する内容についてはわかりやすく面白い.後半の暴論については,1,2ステップ程度の論理構造の主張であって,全体の事実からの切り出し方で何とでも言えそうなので門外漢には結局正しいかどうかは判断できなかった.2019/03/12

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