出版社内容情報
0歳から6歳まで、定評のあるモンテッソーリ教育による21の子育てメッセージ。家庭での子育てのヒントを具体的に紹介する。
【著者紹介】
九州大学大学院教育学研究科博士課程修了。滋賀大学教育学部教授を経て、清泉女学院大学教授。日本カトリック教育学会全国理事。日本モンテッソーリ協会(学会)理事。東京国際モンテッソーリ教師養成センター講師。日本モンテッソーリ教育綜合研究所・教師養成センター、九州幼児教育センター・信望愛学園のモンテッソーリ教師養成コースで講義を担当。1960年代、フランスでモンテッソーリ教育を学ぶ。著書に、『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』『お母さんの「敏感期」』『子どもは動きながら学ぶ』『お母さんの工夫』などがある。
内容説明
モンテッソーリの教えを知れば、子育てがグンと楽になる!子どもは「できない」のではなく、「やり方」が分からないだけなのです。幼児教育NO.1のモンテッソーリ教育が教える家庭でできる子育てのヒント。
目次
第1章 お子さんの前で、やり方を「して見せて」いますか?(「する!」「自分で!」と叫んだとき、ひとりでできるようになりたかったの。―「ひとりでするのを手伝ってね!」と子どもは叫んでいます。それは、自立への第一歩なのです。;「できない」のではなくて、「やり方」がわからないだけなの。―どうすれば、自分でできるか、「やり方」を教えてあげましょう。;できるようになりたいから、真剣に見ているよ。;「ことば」で言われてもわからないよ。;何度も失敗しながらできるようになるのだから、すぐに怒らないでよ。)
第2章 幼児期特有の「敏感期」の見方がわかると子育てが楽しくなります(困るから必死で抗議しているのに。―「反抗期」という言葉で片付けないで下さい。;いつもどおりに、やってよ。―「秩序感」という奇妙な感受性を理解しましょう。;輝いて生きてたいの!―「敏感期」のことがわかると、子どもがよく見えてきます。;楽しくてたまらない!;おもしろくてたまらないよ!;手を使ってやってみたいよ!)
第3章 子どもは動きながら学ぶのです(これと、これと、同じ!―知性の働きの原点は、「同一性」と「区別」を見つけることです。;同じ物を集めよう。同じ物どうし合わせよう。較べよう、順番に並べよう。―分析、集合、対応、比較などして、数学的知性を働かせているのです。;もう一度、もう一度、もう一度、もう一度…。)
第4章 子どもには自分を成長させる「活動のサイクル」があります(自分で選んだのだから、やりぬくよ。―自分で選ぶ力こそ、人間の最高の品位です。;仕事中だから邪魔しないでよ。―大人の勝手な介入が、子どもを苛立たせるのです。;ああ、スッキリした。おもしろかった!ぼく、いい子でしょう。;お仕事、だいすき!)
第5章 子どもが自分でできるような環境を整えてあげましょう(ひとりでできるように道具を整えてよ!―使い心地の良さが、子どもを活動に誘い込みます。;どこにあるかよくわかるよ。やり方もわかる!ちゃんとやれて、楽しいな!―自分で見て、考えて、選んで、自分のリズムでやって、自分で片付けることのできる環境を整えてあげましょう。;わたしが、自分の行動の主人公よ!)
著者等紹介
相良敦子[サガラアツコ]
九州大学大学院教育学研究科博士課程(教育哲学専攻)修了。滋賀大学教授、その在任中に滋賀大学教育学部附属幼稚園園長。滋賀大定年退官後、清泉女学院大学教授、エリザベト音楽大学教授を経て、長崎純心大学大学院教授。日本モンテッソーリ協会(学会)常任理事。東京国際モンテッソーリ教師養成センター、九州幼児教育センターモンテッソーリ教師養成コース、小百合学園モンテッソーリ教師養成コース、長崎純心大学純心モンテッソーリ教師養成コースなどの講師として講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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