出版社内容情報
「妬ましい」「許せない」「他人の幸せが嫌い」…誰もが持つ嫉妬心から自由になりませんか? 毎日を喜びの中で生きる秘訣を説く本。
【著者紹介】
1945年スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教長老。13歳で出家得度。1980年に国費留学生として来日。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。
内容説明
人間を不幸にする“負の感情”が消え、喜びに満たされるブッダの教え!
目次
プロローグ 嫉妬をやめれば幸福に生きられる
1章 嫉妬する「心」の正体を知りなさい
2章 なぜ、嫉妬は暴走する?
3章 嫉妬を放置した宗教、攻略したお釈迦さま
4章 嫉妬は、自分も相手も壊してしまう
5章 嫉妬には「喜び」で対抗する
6章 嫉妬を完全に取り除く方法
7章 「喜ぶこと」が究極の癒やしになる
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学などで教鞭をとり、1980年に初来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本での仏教活動を始める。現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、瞑想指導や講演、執筆などを通じ、お釈迦さまの根本の教えを日本人に説き続けている。NHKテレビ『こころの時代』出演のほか、朝日カルチャーセンター(東京)講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harhy
7
わかりやすいなあ。嫉妬が暴走すると、自分も相手も壊してしまう。よく知って、「喜び」で対応するか。2023/06/25
やまえつ
3
嫉妬することが何故悪いのか、どうして嫉妬するのかについて述べ、その解決法について説明した本。自分、親しい人々、嫌いな人々、すべての生命の良いところを見つけ、喜ぶという訓練を積むことで嫉妬しないように心が成長するということらしい。少しずつ始めてみよう。2014/10/05
晴久
2
面白いです。スリランカ初期仏教長老である作者が『無神論者』であるということ。日本でポピュラーな仏教ではいろんな神様が出てくるイメージでしたが(私自身、仏教に造形が深くないです)、テーラワーダ仏教は、純粋にブッダの教えだけを取り入れているとのこと。仏教なのに無神論者。とても興味深いです。嫉妬や怒りや恨みといった感情をどのように解消したらよいのか。それらに喜びを感じることで対抗するために、実践するべきことなども書かれています。瞑想、やってみたくなります。ブッダの教えについて、もっと知りたくなってきました。2015/03/15
Ixy
2
怒りなどの感情を起爆剤に使うことは、寒いからと言って自分のものを燃やして団を取ることと同じ=損のほうが多い、という説明はとても納得。「喜びにリミットはない」という言葉もすんなりと腑に落ちた。2014/08/21
cocolate
1
アンガ-マネジメントとか言ってる場合じゃなかった。この嫉妬こそが長年自分を苦しめているものなのだとハッキリとわかった。喜びを感じることができなくなっていた。今年のベスト10に入る本だな。もう一回読みたい。2014/08/03