出版社内容情報
つながりすぎ、接続過剰の世界で「切断の哲学」を思考する衝撃のドゥルーズ論――浅田彰、東浩紀両氏絶賛、思想界の超新星デビュー!
【著者紹介】
1978年生まれ。哲学/表象文化論。フランス現代哲学の研究と、美術・文学・ファッションなどの批評を連関させて行う。NHK・Eテレ「哲子の部屋」に出演するなど、いま注目の哲学者。本書が初の著作。
内容説明
“もっと動けばもっとよくなる”“もっともっとつながりたい”…動きすぎ、関係しすぎて、ついには身動きがとれなくなった世界でいかに生きるか。待望のドゥルーズ入門。
目次
序 切断論
第1章 生成変化の原理
第2章 関係の外在性―ドゥルーズのヒューム主義
第3章 存在論的ファシズム
第4章 『ニーチェと哲学』における“結婚存在論”の脱構築
第5章 個体化の要請―『差異と反復』における分離の問題
第6章 表面、深層、尿道―『意味の論理学』における器官なき身体の位置
第7章 ルイス・ウルフソンの半端さ
第8章 形態と否認―『感覚の論理』から『マゾッホ紹介』へ
第9章 動物への生成変化
エピローグ―海辺の弁護士
著者等紹介
千葉雅也[チバマサヤ]
1978年栃木県生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第10大学および高等師範学校を経て、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。博士(学術)。哲学/表象文化論を専攻。現在は、立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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