「知」の現場から―明治学院大学国際学部付属研究所公開セミナー〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309245188
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0030

内容説明

皇室、大学、小説作法、鉄道、生命、歴史認識、東京…最先端の論者たちはどう応えるのか―。

目次

内田樹×高橋源一郎「哲学/教育」―「先生」に何ができるか
島薗進×原武史「宗教学」―皇室と宮内祭祀をめぐって
川上弘美×高橋源一郎「文学1」―小説を書くということ
青山七恵×原武史「文学2」―言葉を紡ぐということ
御厨貴×原武史「政治学」―現代政治の中の皇室
酒井順子×原武史「鉄道論」―女子の乗り方、男子の乗り方
斎藤環×原武史「精神医学」―皇室という環境
福岡伸一×高橋源一郎「生物学」―生命のダイナミズム
姜尚中×原武史「歴史認識」―万物は流転する
坪内祐三×原武史「都市論」―街の記憶のつくられ方

著者等紹介

原武史[ハラタケシ]
1962年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社、昭和天皇の最晩年を取材。東京大学大学院博士課程中退。現在、明治学院大学国際学部教授・同付属研究所所長。専攻は日本政治思想史。著者に、『昭和天皇』(岩波新書、司馬遼太郎賞)、『滝川コミューン一九七四』(講談社、講談社ノンフィクション賞)、『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社選書メチエ、サントリー学芸賞)、『大正天皇』(朝日選書、毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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フリウリ

6
本書の存在を知り、対談好きとしては読まねばならぬと手にとりました。各対談の内容はともかく、全体として今ひとつ盛り上がりに欠けているのは、第一に「聴衆がいること」、第二に「大学の公的行事であること」があると思います。聴衆を前にして、相手が困らないよう(お互いに)配慮することは大切だと思いますが、生ぬるさは否めません。42023/06/06

NагΑ Насy

2
川上弘美×高源 福岡信一×高源 最後の東京都市変遷記憶論 を読む。 川上弘美のデビュー前の話が古くて新しい2010/05/27

check mate

0
カンサンジュン先生と原武史先生の対談は面白かった。あとは青山七恵さんを知ることができたのが収穫か。酒井順子さんと原先生の鉄道トークは鉄道ファンなら楽しめるのかも。2015/08/23

橘 劫

0
気が付くと文学論ばかり集中して他の分野に関しては流し読みしている自分に気づいた。でも、生物学の話はとても興味を惹いた。「レーウェンフック」という人物を初めて知ったので頭の片隅に残しておく。「シェーンハイマー」「アイソトープ」メモメモ2014/07/25

mitsu

0
内田、齋藤、福岡らのセミナーの概要が読めて良かったです。2012/02/14

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