21世紀を生き抜くためのブックガイド―新自由主義とナショナリズムに抗して

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309244747
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0010

出版社内容情報

『週刊読書人』の名物座談会「思想界をふり返る」11年分を一冊に。話題書で読む現代日本の思想と社会。言及書籍約500点!

内容説明

『週刊読書人』の名物座談会「思想界をふり返る」11年分(1998~2008)を一冊に!歴史認識論争、9.11、イラク戦争、日朝関係、基地問題、大学の危機、貧困…話題書で読む現代日本の思想と社会。言及書籍500点(書名索引付き)。

目次

1998 国民国家と記憶の語りをめぐって(田崎英明×岩崎稔×本橋哲也)
1999 新しい統治に直面して(酒井隆史×岩崎稔×本橋哲也)
2000 記憶の掘り起こしと歴史の書き換え(守中高明×岩崎稔×本橋哲也)
2001 絶望の中でいかに希望を語るか(大内裕和×岩崎稔×本橋哲也)
2002 歴史の再認識を迫る(金富子×岩崎稔×本橋哲也)
2003年 占領と戦後をどう考えるか(道場親信×岩崎稔×本橋哲也)
2004 抗いの準拠点を求めて(戸邉秀明×岩崎稔×本橋哲也)
2005 戦後60年、歴史的な検証の時代へ(斎藤美奈子×成田龍一×本橋哲也)
2006 「ネオリベ」との対峙の中で(白石嘉治×岩崎稔×本橋哲也)
2007 貧困、脱国民化、歴史への問い(石原俊×岩崎稔×本橋哲也)
2008 困難な時代を乗り切るために(西山雄二×岩崎稔×本橋哲也)

著者等紹介

岩崎稔[イワサキミノル]
1956年生。東京外国語大学教授(哲学・政治思想)。東京外国語大学出版会編集長

本橋哲也[モトハシテツヤ]
1955年生。東京経済大学教授(イギリス文学・文化研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルポ・ウィズ・バナナ

2
良書。この10数年を振り返ると2001年がターニングポイントというか、そこで、これまで自民党政権が覆い隠していた闇が表出したんだろうな。そこからこの国は一気に凋落、2007年で幼稚さの底をみたかとおもったら、その体現者であるアホの安倍が返り咲くわけだから、この国、もう一段落ちるな。2013/08/12

kozawa

1
「週刊読書人」座談会11年分収録。当人も読み返すと直したくなる箇所があるというのをあえてそのまま掲載とのこと。11年を本で振り返る。こゆの読むと読みたい本増えるなー。2009/06/08

k

0
テーマの選び方に、あまりに偏りがあるよなあ。僕が過ごした10年間とのズレがとても大きい。2009/07/07

yay

0
1998年〜2008年の11年間における日本の思想と社会のあり方について、歴史認識論争、9.11、イラク戦争、日朝関係、国立大学の法人化、貧困問題などのトピックに関連した書籍とともに振り返ることができる。 21世紀に起きたさまざまな問題について、「なぜこんなことが起こってしまったのか?自分たちはこの問題にどう向き合わねばならないか?」ということについて考えるための指針となる本のガイドとなっている。 しかし、当時の社会情勢の知識がないのでなかなか本の紹介を含めた文章が頭に入ってこなかった…2019/03/15

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