内容説明
傾聴について知ることは、「聴く者」「話す者」を理解し、豊かな人間関係を築くことでもある。良好なコミュニケーションづくりに役立ち、傾聴を知るためのわかりやすいケーススタディを収録。
目次
第1章 今、傾聴が注目される理由(「傾聴」って何なの?;ストレス社会での傾聴;傾聴で何ができるのか?)
第2章 高齢者の心理を理解する(高齢者の生活の質(quality of life:QOL)
老化と生涯発達
加齢による心の働きの変化)
第3章 よい聴き手になるために(傾聴の基礎;自分自身を知る;相手を知る;相手と自分との関係を知る;コミュニケーション;傾聴の技法;傾聴活動の有効性)
第4章 こうすれば効果的な傾聴ができる(口数の少ない人;話すことが好きな人;対応が難しい態度の人;話を聴くことが難しい状況;聴き手が配慮すること)
第5章 傾聴の課題と未来
著者等紹介
長田久雄[オサダヒサオ]
桜美林大学大学院老年学研究科教授、人間科学専攻兼担。同志社大学文学部卒業、早稲田大学大学院修了(心理学専攻)文学修士、東京都老人総合研究所、東京都立保健科学大学(現、首都大学東京)勤務を経て、2002年より現職。臨床心理士、指導健康心理士、博士(医学)山形大学。日本心理学会理事、日本老年社会科学会理事、日本認知症ケア学会理事、日本健康心理学会常任理事、日本ヒューマン・ケア心理学会常任理事、日本応用老年学会常任理事、財団法人成長科学協会理事、財団法人ぼけ予防協会評議員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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