20世紀ファッションの文化史―時代をつくった10人

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309244280
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C0036

内容説明

ファッションは、何をなし遂げたのか。その創造性をあらためて問う、まったく新しい、ファッション文化史。

目次

第1章 チャールズ・ワース―ファッションデザイナー誕生
第2章 ポール・ポワレ―オリエント、装飾と快楽
第3章 ガブリエル・シャネル―モダニズム、身体、機械
第4章 エルザ・スキャパレッリ―ファッションとアート
第5章 クレア・マッカーデル―アメリカンカジュアルの系譜
第6章 クリスチャン・ディオール―モードとマーケティング
第7章 マリー・クアント―ストリートから生まれた流行
第8章 ヴィヴィアン・ウエストウッド―記号論的ゲリラ闘争
第9章 コム・デ・ギャルソン―ファッションを脱構築する
第10章 マルタン・マルジェラ―リアルクロースを求めて
終章 二〇世紀ファッションの創造性

著者等紹介

成実弘至[ナルミヒロシ]
京都造形芸術大学准教授。大阪大学大学院、ロンドン大学大学院を修了。社会学、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shigoro

2
特権階級から一般市民へ、装飾系から快適性・実用性へ、個別から大量販売のビジネスモデルへ。20世紀の社会の流れをより早く敏感に感じ取ったデザイナーが、その時に必要なデザインを作ったことによって、ファッションとして時代を築き成り立つ。やっぱり読んでいて現在残っているブランドの方が興味を引かれる。現在はブランドよりも、より均一的なファストファッションが強いが、それも時代の流れだな。 2012/03/12

ところてん

0
時代に対してファッションの果たす役割が、特に10人の影響力の強いデザイナーにスポットをあてて描かれています。デザイナーの独創性にもきちんと注目されており、20世紀の文化理解に役立ちます。2016/10/05

アサヒ: 木石岳

0
ファッション分化史の概要。同時代のアーティストやムーヴメントも絡めてあり、文章の引用元もきちんと表記してある。2012/01/18

あきな

0
ココシャネルの映画を見てから気になって読んでみたけれど。軽くココシャネル伝説的なものは否定。 それでも。 革新的だったり、目新しくなくっても素敵な人は素敵だし、いいものはいいってことなんだろうなあ。 60'sとか70'sとかっていうのがどんなものなのか、はじめてわかりました。2011/08/31

msimt

0
服作りだけでなく時代を作った人々

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