性犯罪の心理―あなたは性犯罪の実態をどこまで知っているのか?

性犯罪の心理―あなたは性犯罪の実態をどこまで知っているのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309243931
  • NDC分類 326.34
  • Cコード C0011

内容説明

最大の問題は、強姦とはほとんどの場合顔見知りの男性が平然と犯す、女性の性的権利に対する侵犯なのである。―あなたはこの事実をどう受け止めますか。

目次

第1章 性犯罪の特質
第2章 性犯罪の分類
第3章 フェティシズム
第4章 性的サディズムと性的マゾヒズム
第5章 小児性愛
第6章 強姦・強制わいせつ
第7章 強姦の神話
第8章 ストーカー犯罪
第9章 性犯罪者への対策

著者等紹介

作田明[サクタアキラ]
1950年千葉県生まれ。聖マリアンナ医科大学医学部卒業。東京大学精神医学教室、ロンドン大学付属精神医学研究所、八王子医療刑務所、市原学園(少年院)医務課長を経て、医療法人明雄会北所沢病院理事長、聖学院大学客員教授。専攻は、犯罪精神医学、病跡学、臨床精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

磁石

7
日本における性犯罪は窃視が多く、欧米では露出が多い。これは遺伝子とか文化とかの違いではなくて、人口密度の問題であった。かつて江戸時代までは男女混浴など当たり前の日本が、欧米列強の近代化によって男女別に。だけど皮肉にも現在は、男女差別撤廃の流れによって欧米では男女一緒のトイレまで出来てしまう。性犯罪というものに心理学の光を当ててみると、神話と実態がいかに違っているのか、重刑罰化がいかに的はずれなのかを教えてくれる。性犯罪というものはどういうものなのか、分かりやすく教えてくれる本。2014/01/04

13km

3
アメリカにレイプが多いのは男らしいことに対してやはり幻想があるということで納得だが露出という能動的な行為が多いというのはモヤモヤする。のぞきが受動的というのも不思議。2013/09/22

🦕

2
性犯罪をなくすためには、被害者の救済はもちろん加害者を理解しないことには始まらないと思い手に取った。正直期待外れ。作者の主観による文章が多く、データなど根拠を示してほしかった。ただ作者の想いには非常に共感する。被害者の救済と加害者の厳罰化は必ずしもイコールでは結ばれない。性犯罪のない世界を願うばかりである。2022/11/11

あああ

2
書いてある内容にまとまりがなく感じられ、途中から読むのが辛くなってくる本だった。タイトルには心理とあるがあまり心理学的な内容には触れていないし、「〜だと思う」とか「〜かも知れない」など語尾を濁す部分や感情論的な部分もあり、あまり何が言いたいのかわからなかった。2018/05/27

ぐるりらぐらり

2
著者にとっては満足のいく出来だったようだが、性犯罪の知識のない人がこれを読んで正しい認識を持てるようになるかは疑問。ミソジニーともとれる意見も書かれていてちょっともやもやした。2011/05/23

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