内容説明
あの一年生議員が、思わず「すげぇ~!」と声をあげた「議員特権」の数々。国民大多数のまともな感覚からは、大きくかけ離れているといわざるをえない、その「特権」には、いったいどんなものがあるのか?どれほどの金額なのか?そして、国会議員たちは、そうした「特権」を日々いかに享受しているのだろうか?納税者である私たちが、知ってるようで知らない「議員特権」の全容が、いま明かされる。
目次
1 世界に誇る立派な「歳費」に、たっぷりの「手当」もつきます
2 「宿舎」と「オフィス」も完備で懐はちっとも痛みません
3 移動も帰郷も外遊もお国が面倒みてくれます
4 苦労してカネ集めしなくてもこの「資金」があるから大丈夫
5 特権意識を捨てよと言われてもそれはムリな相談です
6 議員の「特権」は、秘書や家族もフルに活用しています
著者等紹介
阿部力也[アベリキヤ]
1963年、福島県生まれ。明治大学法学部卒業。世田谷区議会議員。86年、亀岡高夫衆議院議員の秘書となり、政治世界に第一歩を踏みだす。その後、小沢一郎衆議院議員の秘書をつとめ、国会ならびに国会議員、政党などについて細部にわたり見識を深める。99年、東京・世田谷区議会議員選挙に民主党より立候補し当選、現在、二期目。区議会では、会派「民主党・生活者ネット・社民党世田谷区民連合」の幹事長をつとめる。あわせて東京電力グループの東電不動産(株)総務部に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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偏頭痛
1
いろんな特権は元は妥当な理由があって作られたものではあったもののそれらが技術の進歩や時代の変化によって必要ではなくなったにも関わらず今だにあり続けてしまっているのが問題である。特権を見直すべきである。ということらしいが書かれてる文章や装丁がどうも煽るような形で自ら説得力を落としてるのが気になる。書かれてる事自体は正しいとは思うんですけどね。2010/04/16
ぞだぐぁ
0
元議員秘書で現(執筆時)東京の区議会議員やってる人が書いた国会議員の持つ特権と悪用のされ方についての本。地方議員や外国との比較もあっていかに恵まれ過ぎているかが分かる上どうしてそうなっているのかと言う経緯まで載っているためわかり易い。2015/06/16
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