内容説明
人はなぜ暴力を嫌悪しながら、暴力に魅せられるのか。この時代の危機とあらゆる暴力論を検証しつつ、「反暴力」を構想する―『自由論』の著者による繊細にして苛烈な力篇。
目次
第1部 暴力と非暴力(暴力という問題の浮上;暴力と非暴力;敵対性について)
第2部 反暴力の地平―主権、セキュリティ、防御(セキュリティ―恐怖と暴力;防御と暴力―「ポスト人民戦争」の政治?)
著者等紹介
酒井隆史[サカイタカシ]
1965年生まれ。現在、大阪女子大学人文社会学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 東京駅物語 文春文庫