内容説明
学校社会をはみだしてマツモトハジメは１０代を駆け抜けた。
目次
はじめに―そう、僕は生きている
僕、世に生まれる
学校との闘いはむなしかった
遊ぶ不登校児となる
フリースペース「みちの部屋」
「ゆう」、そして「みち」の友だち
芝居に魅せられて
僕は変わっていく
その後の僕と「ゆう」と「みち」
屋久島旅行記
「みち」がなくなっても、僕は
著者等紹介
松本創［マツモトハジメ］
１９８３年、東京生まれ。小学校五年以来、登校拒否。現在、「ＫＡＭＵＮＡ柄」を主催
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感想・レビュー
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Orochidou
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ある青年の半生を実直に若い言葉で綴られた回顧単。人は評価付けや人物像を輪郭にして他人を断定しようとしがちだが内側に棲むものは本人にしかわからないし、ただ場所があり集まりつながっていくのが適度なのかもしれない。この少年時代は日本では少し珍しいがひとりひとりの人生はただそれだけで劇的なのであり“普通”の人間などいないし逆に“異常”な人間もまたいないのではないだろうか。2015/12/09
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