資本主義で解決する再生可能エネルギー―排出ゼロをめぐるグローバル競争の現在進行形

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資本主義で解決する再生可能エネルギー―排出ゼロをめぐるグローバル競争の現在進行形

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309231686
  • NDC分類 519
  • Cコード C0030

内容説明

世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5℃ではなく2℃上昇すると、世界規模で100兆ドルの経済損失が生じる。2050年に二酸化炭素排出量ゼロどころか、さらに意欲的な目標の達成が求められる。現代文明を支えるエネルギーシステムを再構築し、地球上の80億人を養う農業システムを再考し、人類とこの惑星の関係を作り変えるのに、残された時間は30年足らずだ。大気中に過剰な温室効果ガスが放出される一因は野放しの資本主義なので、同じ轍を踏むわけにはいかない。だが、そのうえでゼロ・エミッション〔環境汚染物質の排出をゼロに近づけること〕を短期間に実現するには、資本主義の刷新が唯一の現実的な方法かもしれない。本書では、資本主義の力を利用して気候問題に取り組むことが、なぜ可能なのかを明らかにする。そして、すでにその動きがどのように始まっているかも明らかにする。本書では、世界で優勢にある経済システムの下で、進歩の流れを止めたり、間違っても逆行したりせずに、いかに気候変動に取り組むかを述べる。…なぜこのような事態に陥ったのか、将来の世代が必ずよりよい生活を送るにはどのような手段があり、私たちはすでにその手段の一部をどう講じているのかを理解するために、枠組みを提供するのが本書の目的だ。この枠組みは、テクノロジー、政策、人という3つの大きな要素から成る。気候目標を達成しようとする努力によって、私たちの文明は再建されていく。本書で取り上げるのは、後世に、ゼロ・エミッションを目指す競争の時代、と定義される時代だ。世界の経済システムの手直しには、あらゆるものの根本的な変化が必然的にともなう。どう暮らすか、どう移動するか、何を食べ、何を着るか、といったことが、すべて変化する。つまり、私たちのあり方が変わるのだ。本書「第1章」より。

目次

第1章 理解のための枠組み
第2章 官僚
第3章 勝者
第4章 行動家
第5章 フィクサー
第6章 大富豪
第7章 カウボーイ
第8章 改革者
第9章 執行者
第10章 活動家
第11章 資本家
第12章 次のステップ

著者等紹介

ラティ,アクシャット[ラティ,アクシャット] [Rathi,Akshat]
イギリスのオックスフォード大学で有機化学博士号、インドのインスティテュート・オブ・ケミカル・テクノロジーで科学技術学士号を取得したのち、ニュースウェブサイト『Quartz』、『エコノミスト』誌の記者となり、現在は『ブルームバーグ・ニュース』のシニアレポーターであり、ポッドキャスト『ゼロ』のホストも務めている。環境問題を取材する記者としてさまざまな賞を受賞し、その仕事は世界の有力紙、『ニューヨーク・タイムズ』、『ワシントン・ポスト』、『ウォールストリート・ジャーナル』などで取り上げられてきた

寺西のぶ子[テラニシノブコ]
京都府生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くものすけ

14
地球温暖化対策にいくらか希望を持つ事が出来る内容に驚き。再生エネルギー、カーボンニュートラルを最新技術、各国政府の動き、資本家・大富豪の生々しい思惑などを知る事が出来ます。中でも大気中の二酸化炭素を回収・貯留する技術の進捗には大きな期待が持てそう…従来化石燃料企業VS侵攻再生可能エネルギー企業という対立があるものとばかり考えていましたが、従来型企業内部でもカーボンニュートラル的な動きも活発に為されている説明もあり認識を新たにした。2025/04/18

Go Extreme

1
気候変動: CO2排出 パリ協定 ネットゼロエミッション 温暖化 再生可能エネルギー: 太陽光発電 風力発電 エネルギー転換 EV: バッテリー技術 固体電池 政府と政策: 補助金制度 政府支援 CCS 企業の役割: サステナビリティ ESG投資 CSR テスラ CATL 国際的競争: 中国 インド 欧州グリーンディール 投資と経済: クリーンエネルギー投資 環境経済学 外部不経済 活動家: 気候活動家 若者の抗議運動 環境団体 技術革新: グリーンテクノロジー 環境負荷低減技術 社会的変化と未来展望2025/02/16

takao

0
ふむ2025/02/11

ゼロ投資大学

0
温室効果ガスの排出を削減して、気候変動や生物多様性の喪失を防ぐ試みは世界規模で行われている。ここから30年の人類の取り組みが地球温暖化を抑えられるかの試金石になっていると言ってよい。大量のエネルギーを保管することができ、化石燃料によるエネルギーに依存しない燃料電池の研究なども盛んに行われている。限りある地球資源を使って人類の生活を豊かにしつつ、地球環境との持続可能な共存を実現するための試みはこれからも続いていく。2025/02/07

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