K-POPはなぜマイノリティを惹きつけるのか―クィアとアイドルの交差するところ

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K-POPはなぜマイノリティを惹きつけるのか―クィアとアイドルの交差するところ

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309231518
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0036

内容説明

男性アイドルを好きなレズビアン、女性アイドルを愛するゲイ、BLと当事者性をめぐる探索、実在のアイドルで遊ぶ物語、フィクションにおけるトランス嫌悪、ボーイッシュな女性アイドルのかっこよさ…。H.O.T.のデビューから始まる第1世代、東方神起がアイドル文化を本格化した第2世代、EXOに代表される第3世代、BTSやBLACKPINKが牽引する第4世代。世界とアジアと韓国のK‐POP受容を読み解きながら、性別二元論ではなくクィアの視点でK‐POPの魅力を語る画期的論集。

目次

第1章 世代論から読み解くK‐POPのクィアネス
第2章 K‐POPとK‐POPのディーバネス
第3章 「男性アイドルが好きなレズビアン」のための弁論:レズビアンのコミュニティ内で警戒される、「非常にレズビアンっぽい」欲望について
第4章 「当事者性」を構成する:BL、幻想、欲望
第5章 ファン・フィクション・クィアバディズム:クィア文化の様々な体位
第6章 Twilight Zone:女ドル・ファンフィクにおける愛という世界観―私が魅了された物語、その眩しさを目撃した者の証言
第7章 男性アイドルのアルペス文化におけるトランス嫌悪:「トランス的な」世界で起きている「トランス嫌悪」について
第8章 典型的ではない女性アーティストの系譜:トムボーイ、ガールクラッシュ、そして女ドクのクィアリング
第9章 女性‐クィア・フェミニストがガールズグループを愛する方法
第10章 K‐POPのジェンダー・クィアな美学
第11章 身体とジェンダーの隙間で連帯する:アイドルが遂行するトランス・フェミニズム

著者等紹介

ヨンヘウォン[ヨンヘウォン]
大学院で社会学を研究。クィアとセクシャリティをテーマにさまざまなジャンルで企画・執筆活動を続ける。セミナー「2020クィアドロジー」や、朗読劇「エログロ京城」などを企画し、雑誌『them』を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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2
校正が行き届いてないのか若干の読みづらさがある(ソテジワアイドゥルは「Sotaeji and Boys」表記なのにf(x)のAmberは韓国語読みの「エンバ」表記、ボーヴォワールの引用が日本語版に準拠してない、等)。KPOPファンによる二次創作、特にクィア+rps(ナマモノ)=クィアペスを論じた章が多くて意外だった。制服を着た女性アイドル(というコンセプト)を嫌悪してそうでないものを好きになったつもりだったが、当時好きだった2NE1、f(x)等が例外だっただけで、韓国では違う捉え方があったようで興味深い。2025/02/06

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1
女性アイドルは女性が、男性アイドルを男性が推す。そんな時代の中で近年隆盛を誇るK-POPの各グループたちを「クイア」の切り口から分析した本。面白いけど、とにかくカタカナ表記が多いのは、時代の変化に日本語がそして日本社会が追いついていない証拠? 2025/03/07

セイ

0
Kpopをミリしらな状態で読み出したので、かなり難解であった。kpopがクィアに対して戦略的なプロデュース活動をしていることを紹介するのかとおもいきや、そうではない(アイドル自身はそうではない、と本書は買いているようだが、事務所的には果たして…?と首を傾げる) クィアについて自分の理解が浅すぎて議題とするところもややちんぷんかんぷんであった。 ただ、いささか強引な結びつけに感じられる場面も多かった気がするが、それは韓国社会を知らないためのものこもしれない。2025/05/04

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