他人を傷つけても平気な人たち―サイコパシーは、あなたのすぐ近くにいる

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309230948
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0011

出版社内容情報

冷淡で他人の気持ちを解さない「サイコパシー」。パワハラや詐欺、殺人などの事象と彼らの関係を,心理学データで解き明かす。

【著者紹介】
東京大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。2007年より広島大学大学院総合科学研究科准教授。専門分野は異常心理学。フジテレビ『ホンマでっか!?TV』にも出演。

内容説明

冷淡で人の気持ちがわからず、自己中心的で罪悪感をまるで感じないパーソナリティ、それが「サイコパシー」である。近年、欧米で飛躍的に進んだ異常心理学の研究成果をもとに、凶悪犯罪はもちろんのこと、パワハラ上司やネットの「荒らし」など、身近にいる“問題な人”とサイコパシーとの関連を明らかにしていく!

目次

1章 凶悪犯罪とパーソナリティはどう関係しているか
2章 サイコパシーはいかに診断されるのか
3章 日常行動で浮かび上がる悪事の傾向とは
4章 職業や仕事のやり方にどんな特徴があるか
5章 恋愛行動に表れる特異な性向とは
6章 サイコパシーに秘められた意外な“能力”とは
7章 私たちに、この難題を解決する方途はあるのか

著者等紹介

杉浦義典[スギウラヨシノリ]
愛知県生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員を経て、2004年信州大学人文学部助教授。07年より広島大学総合科学研究科准教授。専門分野は異常心理学で、心配の心理、強迫性障害、サイコパシーといった幅広い病理のメカニズムを認知心理学的なアイデアを用いながら研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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5
サイコパシー傾向の強いひとは〜、という雑学的な本。自分の損得しか考えてないようで、演技力はすごいといったって、結局周りに気がつかれているし、頭弱いのかな。。とおもったり。。2015/11/04

tuppo

4
人は一般に「他の人は自分と似ている」と考えてしまう傾向があります。たとえば「同じような意見を持っている」「同じ程度の能力を持っている」といったことです。これは錯覚ではあるのですがだからこそ多くの人は世の中で安心して暮らし人付き合いもできると言っても良いかもしれません。サイコパシー傾向の高い人の目には周囲のみんながお互いを搾取し痛めつけあう世界に見えているのでしょう。そう考えれば自分も身を守るために利己的で攻撃的な行動をとるしかないと考えてしまうのかもしれません。2017/07/10

難波猛

3
#読書 ◆サイコパシー傾向が高い人の特徴と対応策 ◆特徴:他人の感情が分からない/不安や恐怖感情(警報器)の低さ/他者への冷淡さ/極度の自己中心性/高い集中力/道徳に無関心/共感性の欠如/闇(他者の不幸や噂や犯罪)への興味/自己顕示/感情的にならない/浮気性(性急に子孫を残したがる)/魅力的/他人の嘘を見破る/他人の感情を操る/他人の目があると善行する ◆サイコパシー傾向が高いエグゼクティブもいて、必ずしもマイナス面だけではない ◆改善策/周囲の支援、親や家庭の環境、誉める事と温かさ2022/06/29

逍遥遊

3
106-10-20181126 なるほどなぁ。サイコパスはある意味、自信過剰で間抜けたところがある人かなって。でも、治療する必要ってあるのかな?上手く使いこなせばサイコパスも社会に有用だと思うけど。それこそ、他人の痛みがわからない人たちなので、利用するだけ利用して使い捨てにすれば良いと思った私もサイコパス?2018/11/26

Lisa

3
自分はサイコパスだと思うと自称する友人にあなたもサイコパスだと前から思っていたと言われ読んでみた(笑) サイコパシーに興味があったので普通に面白かった。 繋がりのないミニタイトルに細かく分かれているので気になるところだけ読む事もできる。ただしこれを読んだからといって自分がサイコパシーかどうかは分からない。ただこないだの犯人ってサイコパシーじゃないの?って思えたりする。2015/11/15

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