出版社内容情報
冷淡で他人の気持ちを解さない「サイコパシー」。パワハラや詐欺、殺人などの事象と彼らの関係を,心理学データで解き明かす。
【著者紹介】
東京大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。2007年より広島大学大学院総合科学研究科准教授。専門分野は異常心理学。フジテレビ『ホンマでっか!?TV』にも出演。
内容説明
冷淡で人の気持ちがわからず、自己中心的で罪悪感をまるで感じないパーソナリティ、それが「サイコパシー」である。近年、欧米で飛躍的に進んだ異常心理学の研究成果をもとに、凶悪犯罪はもちろんのこと、パワハラ上司やネットの「荒らし」など、身近にいる“問題な人”とサイコパシーとの関連を明らかにしていく!
目次
1章 凶悪犯罪とパーソナリティはどう関係しているか
2章 サイコパシーはいかに診断されるのか
3章 日常行動で浮かび上がる悪事の傾向とは
4章 職業や仕事のやり方にどんな特徴があるか
5章 恋愛行動に表れる特異な性向とは
6章 サイコパシーに秘められた意外な“能力”とは
7章 私たちに、この難題を解決する方途はあるのか
著者等紹介
杉浦義典[スギウラヨシノリ]
愛知県生まれ。東京大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員を経て、2004年信州大学人文学部助教授。07年より広島大学総合科学研究科准教授。専門分野は異常心理学で、心配の心理、強迫性障害、サイコパシーといった幅広い病理のメカニズムを認知心理学的なアイデアを用いながら研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
購入済の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虹
tuppo
難波猛
逍遥遊
Lisa