内容説明
人はだれでも一日一日を「死」に向かって歩んでいる。この限られた時間を苦悩や不安を抱えながらも人は、あるがままに生きねばならない。
目次
第1章 あるがままに死ぬということ(「死」をいたずらに恐れてはいけない;生きている間は「死」はだれにも経験できない ほか)
第2章 あるがままに老いるということ(孤独に耐える勇気と、折り合う知恵と;老いる自分が、老人を嫌っていいのか? ほか)
第3章 あるがままに苦しむということ(人が生まれ持っている「苦しみ」とは;愛する人の「死」と真剣に向き合いなさい(愛別離苦) ほか)
第4章 あるがままに生きるということ(人の幸せのために生きることが自らの幸せ;人生を照らすヘッドライトは自分自身 ほか)
著者等紹介
松久保秀胤[マツクボシュウイン]
昭和3年、大阪府大阪市生まれ。十歳で薬師寺に入山し、橋本凝胤師に師事。旧制松江高等学校文科(現島根大学文学部)卒業。法相宗宗務長、薬師寺副住職を歴任。現在、法相宗管長、薬師寺管主。長野県蓼科山聖光寺住職。宗教者としての全国各地での布教活動にとどまらず、法務省保護司、奈良地方裁判所調停委員としても活躍。平成八年、藍綬褒章受章
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