内容説明
幽霊・妖怪の跳梁。名著から復刊！
目次
第一章 古代人の恐怖と驚異の感念が生みだした怪神
第二章 鬼（気）・幽鬼・幽霊・化物
第三章 幻影的超自然現象説話における人霊交婚
第四章 心霊現象実証と霊界交婚の可能説
第五章 鬼形の時代的特徴
第六章 怪奇的生物の想像とその歴史的系列
第七章 妖婚伝説の形式
第八章 妖怪伝説の解剖
第九章 霊魂説話の発展
著者等紹介
藤沢衛彦［フジサワモリヒコ］
１８８５年、福島県生まれ。民俗学者、作家。明治大学卒業。藤沢紫浪名で小説を執筆した後、１９４１年日本伝説学会を設立。〈日本伝説叢書〉〈日本歌謡叢書〉などを編纂、雑誌『伝説』（１９２６‐２７）を刊行、明治大学教授として、伝説学、風俗史学を講義した。日本児童文学者協会会長、日本風俗史学会理事長などを歴任。１９６７年没（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/f63726e1-f6da-49e0-a801-928f669901af 2025/06/22
福ノ杜きつね
0
良質な民俗･伝承関連の書籍を多く世に送り出す河出書房新社。1956年刊の復刻で、硬い文体、注釈のない古典引用と、万人向けとは言い難いが読み応え充分。理路整然として、日本で語り継がれる怪異を文化的考察によって解体していく課程は知的興奮を唆る。149pと控え目な分量ながら、密度の高い読書を体験できる。2025/11/12
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