内容説明
新しい政治の扉が開く。「103万円の壁」を掲げて、現代政治の焦点となった玉木雄一郎のヴィジョンのすべて。政治が変わる。社会を変える。国民と手を携えて。榛葉賀津也幹事長との「盟友対談」も収録。
目次
第1章 国民民主党ブレイク前夜(「石丸現象」は新しい政治意識の反映だった;有権者は「政策のある石丸」を欲している ほか)
第2章 玉木の軌跡(上)―学生時代(世が世ならJリーガーだった?;小学校時代の夢は国連事務総長 ほか)
第3章 玉木の軌跡(下)―「改革中道」政治家として(落選は家族を巻き込む大きな挫折だった;「何でも反対」の万年野党路線への危機感 ほか)
第4章 政策で勝負する(国民とともにつくり上げた象徴政策「103万円の壁」;憲法25条「生存権の保障」を守るため ほか)
第5章 国民の手に政治を取り戻す―「盟友対談」榛葉賀津也×玉木雄一郎(その結束はまるで赤穂浪士;資金難のなかで駆け抜けた衆院選 ほか)
著者等紹介
玉木雄一郎[タマキユウイチロウ]
1969年、香川県生まれ。衆議院議員。国民民主党代表。93年、東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。米国ハーバード大学大学院(ケネディースクール)修了。2005年、財務省を退官し、衆院選に民主党公認で香川2区から立候補したが落選。09年衆院選で初当選。希望の党代表を経て18年に国民民主党代表となり、20年の新・国民民主党設立以降も代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みじんこ
6
主要政策や玉木雄一郎の歩みまで、大まかに知ることができた。自分の選挙の強さが自信と政策重視の姿勢にも繋がっていると思う。右か左かではなく古いか新しいかの軸は最近の政界のトレンドに感じる。103万円の壁は確かに問題であり、物価高も続く今こそ減税が求められている。教育国債の話も印象に残った。最後の榛葉幹事長との対談では資金面でかなりカツカツな衆院選だったことが分かる。SNSの活用、「ライトな感じで伝達」は今の時代に合ったアプローチだろう。一過性のブームで終わるか本当に信頼を得られるか、これから真価が問われる。2025/03/18
-
- 和書
- 丸谷才一全集 〈第6巻〉