内容説明
第2次世界大戦下の1943年11月、三首脳が初めて集ったテヘラン会談の影で、ナチスの大胆な陰謀が渦巻いていた!砂漠を駆けるナチスの凄腕スパイ、それを追うイギリスとソ連の工作員、そして三首脳の腹の探り合い―。手に汗握る、全米ベストセラーノンフィクション!
目次
第1部 最高司令官
第2部 嵐と破滅
第3部 「アンクル・ジョー」
第4部 ユリイカ
第5部 余波
著者等紹介
メルツァー,ブラッド[メルツァー,ブラッド] [Meltzer,Brad]
数々の作品がニューヨーク・タイムズのベストセラーとなる人気作家。スリラーからノンフィクションなどまで幅広く執筆している
メンシュ,ジョシュ[メンシュ,ジョシュ] [Mensch,Josh]
作家、ドキュメンタリー作品のTVプロデューサー。ブラッド・メルツァーとの共著多数
花田知恵[ハナダチエ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つちのこ
42
1943年に行われた、連合国の三首脳によるテヘラン会談までのプロセスが何といってもリアル。首脳それぞれの思惑や探り合い、側近やシークレットサービスの奮闘、ナチス工作員の動きが手に汗握るドキュメンタリーで迫ってくる。会談の場を狙って、三首脳をまとめて暗殺する計画がナチスにあったかどうかの真偽は不明のままだが、テヘラン会談が戦争を終結させるギリギリのタイミングだったことは明白だ。スターリングラード、ノルマンディー上陸作戦といった歴史に残る攻防戦とナチスの陰謀が、全体像を知る上で一本の線に繋がったことが収穫。 2024/07/06
takao
4
ふむ2024/06/16
Kaori Yamamoto
1
私の頭の中は始め大河ドラマのようにゆっくりと、そして壮大なドラマを想像させた。ある時はサン=テグジュペリが砂漠に降り立った。◆世界史を知らぬ私は現代と重なる気持ちに「歴史は繰り返される」未だ続いているのかと悲しくなった。せっかくルーズベルトは世界平和を願っていたのに。◆歴史を知れて読み終えることができたのはひとえに翻訳者のおかげ。感謝。2025/01/04
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