目次
第1章 二神の時系列アリバイを崩す
第2章 古代出雲王国の萌芽期
第3章 古代出雲王国の隆盛期
第4章 流血を伴った制圧劇と王国終焉
第5章 東北へ逃れた出雲難民
第6章 オオクニヌシの怨霊と呪術
第7章 二口の神剣
第8章 ヲロチ退治の秘密
第9章 神無月とは「神の月」
最終章 出雲制圧パート2と日本建国
著者等紹介
木佐芳男[キサヨシオ]
ジャーナリスト・元読売新聞ベルリン特派員。1953年、島根県出雲市生まれ。1978年、読売新聞社入社。外報部(現・国際部)、ニューデリー特派員、世論調査部(日米、日ソなどの国際世論調査を担当)、読売・憲法問題研究会メンバー、ボン特派員、ベルリン特派員などを経て、1999年からフリーランスに。2013年、出雲にUターンした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わ!
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出雲在住のジャーナリストである著者が書いた出雲神話の新しい解釈本である。なんだか神話好きな友人に、目を輝かせながら自説を熱弁されている様で楽しく読めた。あくまでも著者の自説なので、正確さには「ゆらぎ」が出るものの、こんなに面白い説を導けるのか…と驚いてしまいます。さすがはジャーナリストさんと思えるのは取材力が強く、様々な所を取材しています。そのため個人的には、霊剣「フツノミタマ」に関して、いろいろな情報が錯交してわかりにくかったのですが、多くの情報を読ませていただいたコトで綺麗に整理できて良かったです。2024/03/06