出版社内容情報
18世紀、インドを征服した一企業による歴史的な組織暴力と、インドの悲劇を描いた、近年の歴史書最大の話題作、待望の邦訳!
内容説明
裏切り、謀略、戦争―イギリスの小さい民間会社が、あらゆる手段でインドの富を根こそぎ奪い尽くした。現代の企業暴力の末路を歴史から予言する!
目次
第1章 一五九九年
第2章 断れない提案
第3章 略奪のかぎりを尽くす
第4章 無能な君主
第5章 流血と混乱
著者等紹介
ダルリンプル,ウィリアム[ダルリンプル,ウィリアム] [Dalrymple,William]
1965年、スコットランド生まれ。現在、イギリスで最も活躍する歴史家のひとりで、その著書の多くがベストセラーとなっている。ケンブリッジ大学在学中に発表した、マルコ・ポーロについての評伝In Xanaduで評価を得て、その後、White Mughals,The Last Mughals:Love and Betrayal in 18th‐century India,Return of a King:The Battle for Afghanistanなど、インド、ムガル帝国を舞台とした数々の話題作を発表した。THE ANARCHYは、2019年のサンデー・タイムズベストセラーのトップ5に入り、バラク・オバマによる同年のベストノンフィクションにもリストアップされた
小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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