出版社内容情報
古代の奴婢から現在のLGBTSや「地名総鑑」問題まで網羅。質疑応答の形でわかりやすく綴る、初心者向け差別の日本通史入門編。
内容説明
40のテーマで考える日本の差別の根本問題。一からみんなで考えなおすために、もっともふさわしい著者による入門編。「守戸」から「地名総鑑」問題まで、いま知りたい話題をしっかり解説する。
目次
1 平城京と平安朝の下層民(古代日本の奴婢とはどういうものですか。;「五色の賎」とはどういうものですか。 ほか)
2 武家政権下の下層民(武士はひくい身分に置かれたのですか。;白山神社は賎民に信仰されたのですか。 ほか)
3
徳川政権下の下層民(身分差別とはなんですか。;江戸幕府は「士・農・工・商・穢多・非人」の上下関係を明文化したのですか。 ほか)
4 近代社会の下層民(「解放令」とはなんだったのですか。;「新平民」はなぜ差別呼称なのですか。 ほか)
著者等紹介
塩見鮮一郎[シオミセンイチロウ]
1938年、岡山市生まれ。河出書房新社編集部を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。