出版社内容情報
世界の覇権争いの舞台は「陸」から「海」へ、そして「空」へと移ってきた。覇権の構造とその転換がいかに起きたかを明らかにする書!
内容説明
悠久の歴史を編んできたドライ・ランドは大航海時代以降、海からイギリスに統合され20世紀後半になると強大なエア・パワーを持つアメリカが地球規模で一強体制を掌中にした。つまり、人類は「二度の空間レベルの覇権交代」をへて今の世界をかたちづくってきたのだ。それらの興亡はなぜ起きたのか?どうしてその国だったのか?読み進むほどに、歴史の必然が見えてくる!
目次
プロローグ 「陸」「海」「空」と覇権の移り変わり
1 「陸」の覇権とモンゴル帝国(長い時間をかけて「陸」の世界は形成された;ペルシア、ローマ、秦…「陸」の世界に出現した地域覇権;アッバース朝から始まるユーラシア経済の一体化;モンゴル帝国は、いかにユーラシアの覇権を握ったか)
2 「海」の覇権とイギリス帝国(「海」を発見したヨーロッパ、大航海時代へ突入す;小国のオランダ、イギリスが「海」への転換を主導できたわけ;イギリスの覇権を用意した産業革命と情報革命;あまりにうまくいきすぎた?!「海」の帝国イギリスの覇権確立)
3 「空」の覇権とアメリカ(新大陸で急成長した移民大国アメリカ;没落したヨーロッパを尻目にアメリカ経済は独り勝ちへ;アメリカの「空」の覇権に挑む中国の思惑とは)
著者等紹介
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。筑波大学附属高校教諭、筑波大学講師、北海道教育大学教授などを経て、現在は歴史書の著者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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