出版社内容情報
宇佐と伊勢の神宮両方に祀られるアマテラス。その意味を、アマテラス実在、日本歴史の開闢を解読しながらさぐる画期的な書。
戸矢 学[トヤ マナブ]
著・文・その他
内容説明
実質的な「最初の王」は、子孫を守護する祖先神・氏祖神として、天皇家によってなによりも手厚く祀られる。遺骸は宇佐に、霊位は伊勢に。この二つの霊地聖地は、一人の人物の埋葬・慰霊・鎮魂のよって根底で直結している。最高神アマテラスの全貌を明らかにする、戸矢古代学の到達点。
目次
第1部 宇佐篇(比売大神の本名とは―神名が示す女神の素顔;「よこしま」な国に「卑しき」女王!?―古代日本の固有名詞を解く;宇佐神宮は最古級の前方後円墳―神道と道教の融合;日本の建国は宇佐から―天皇家のルーツを知る;南方からやってきたアマテラス―建国は太陽王とともに)
第2部 伊勢篇(「よみがえり」「むすひ」となるアマテラス―縄文と弥生の結節点;天皇に祟りをなした八咫鏡―三種の神器筆頭の秘密;「天照」は飛鳥以後の新造語―隠された大和言葉;伊勢神宮は太陽信仰ではない―内宮を目隠しするアサマ山;伊勢は地の果て―埋葬される心御柱)
著者等紹介
戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒。神道研究、古代史研究、著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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