大伴氏の正体―悲劇の古代豪族

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309227252
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

最も古い豪族・大伴氏は、天皇家とも近しかったが、最後は藤原氏に滅ぼされる。その悲劇の理由を解明し、古代史最大の謎に迫る。

内容説明

なぜ大伴家持は、魂の底から怒りを振り絞るようにして『万葉集』の歌を作らねばならなかったのか?謎多き大伴氏の歴史を掘り起こし、『万葉集』の真相と「天皇の正体」の根源に迫る歴史ミステリー。

目次

第1章 誇り高き大伴氏(『万葉集』は『日本書紀』糾弾の書;天皇家も大伴氏を大切に思っていた ほか)
第2章 大伴氏と天皇家 強い絆の理由(ヤマトの王権誕生時から大伴氏は寄り添っていた?;ヤマト建国に活躍した地域を無視した『日本書紀』 ほか)
第3章 大伴氏と雄略天皇(零落した神武をヤマトの王に立てた理由;なぜ大伴氏の祀る代表的な神社がないのか ほか)
第4章 長屋王の変と大伴旅人(大伴氏の運命を決定づけた壬申の乱;中大兄皇子と中臣鎌足は反動勢力 ほか)
第5章 大伴家持と早良親王(大伴氏最後の輝き・大伴家持;この世の無常を感じた人たち ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ、育ちは東京都板橋区。歴史作家。仏教美術に魅了され、奈良に通いつめたことをきっかけに日本古代史を研究。以後、古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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fseigojp

3
神武東征にしたがった側近豪族だった2023/12/31

あおい

0
図書館本。昔から思ってましたが古事記や日本書紀、カタカナほんとに勘弁しほしいくらい覚えられないwwまず、そのまんまでは読めないから翻訳者が必要だ。そんで、そのテの本て確実に眠くなるのは、、、なにかの呪いか。おかげで熱帯夜なのに毎晩熟睡だwwだから読み切るのに何日もかかってしまいあまりにどっぷりで洗脳状態。なので著者の言う王家を守り抜いた”奇跡の豪族大伴氏”に感動を、藤原氏には反発を覚えるww万葉集はいわゆるレクイエムだそうだ、元号が令和となって大伴氏クローズアップで報われたのだろうか。。。ほんまかいなだが2019/08/07

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