江戸の科学 大図鑑

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  • サイズ A4判/ページ数 255p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784309226651
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

万年時計、反射望遠鏡、解体新書、伊能図・万国全図、動植物図譜、算額、鉄砲設計図、からくり人形(江戸のロボット)……。

太田 浩司[オオタ ヒロシ]
長浜市長浜城歴史博物館 館長

勝盛 典子[カツモリ ノリコ]
神戸市立博物館 学芸員

鈴木 一義[スズキ カズヨシ]
国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長

酒井 シヅ[サカイ シヅ]
順天堂大学 特任教授・名誉教授

内容説明

蘭学、天文暦術、地球儀・地図、本草学・博物学、医学医術・解剖図、「からくり」、和算、鉄砲、写真、江戸絵画と科学の眼…すでに世界水準!「ものづくり日本」の原点がここにある江戸科学の驚異の世界を総覧するはじめてのヴィジュアル大型図鑑!

目次

西洋へのまなざし
蘭学事始め
江戸の天文暦術
江戸の地理学
江戸の本草学・博物学
江戸の医学
江戸の数学和算
江戸の化学
江戸の銃砲
江戸のからくり
江戸絵画と科学の眼

著者等紹介

太田浩司[オオタヒロシ]
1961年生まれ。長浜市長浜城歴史博物館館長

勝盛典子[カツモリノリコ]
1957年生まれ。神戸市立博物館学芸員。専門分野は日蘭交流史、近世日本絵画

酒井シヅ[サカイシズ]
1935年生まれ。順天堂大学名誉教授・特任教授、「日本医学教育歴史館」(順天堂大学)館長

鈴木一義[ススギカズヨシ]
1957年生まれ。国立科学博物館・産業技術史資料情報センターセンター長。研究対象は日本における技術の発展過程で、特に江戸時代から現代にかけての技術の発展状況を調査、研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

100
江戸時代の科学について分野別に分けて説明されたカラフルな図版が多い図鑑です。海外に出られなった日本人が西洋をどのように見ていたか、ということに始まり天文、地理、本草・博物学、医学、数学、化学、からくりなど多岐にわたって説明されています。図鑑なので読みとおすというよりも興味のあるところをパラパラとめくるだけでも楽しめます。2017/11/18

keith

20
知られざる江戸時代の様々な学問に関する資料の数々。江戸時代の学問と言えば読み書き算盤くらいと思ってましたが、その認識が甘かったことを痛感しました。すごいですね。2017/12/09

桜父

17
江戸時代に外国から入ってきた、化学・医学・生物・地学・絵画等の科学技術を江戸時代の人が発展しまとめた図鑑。大判でフルカラーで解説やコラムも充実していて、博物館に行ってきたみたいで楽しめました。私自身図鑑を借りたのは小学生以来ではないだろうかと思う程大変久しぶりでした。2016/09/21

こぽぞう☆

15
図書館本。明日、返却日なので斜め読み。やはり圧巻は医学か。解剖図はスゴい。意外なところで、好きな浮世絵師の絵を見るもまた楽し。2017/10/16

sosking

11
現代は、スマホで検索すればかなりのもの調べられるが、ひと昔前は百科事典だった。江戸時代は予想以上に発展していたと聞いた事があるが、江戸中期以降は、この百科事典に相当する手書きベースのものが世に出ていた事実に一番驚かされた。しかも、これら知識の発展に、オランダやポルトガルの西洋の文化が貢献していた事が、教科書で学ぶ以上にわかった。(小中の授業でICTを用いてグループで調べさせ発表させると面白いかも…)2022/04/02

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