出版社内容情報
名門大学の入試問題を解説&解答しながら、現代とも繋がる歴史のダイナミズムを河合流に読みとく。日本史が「流れ」で理解できる本!
【著者紹介】
1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中・高校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動の傍ら、精力的に執筆活動も行なっている。
内容説明
論述問題を考えるプロセスで「日本史の穴」が埋まる!「歴史の流れ」がつかめる!!大学がくり出す良問の数々が、あなたの“日本史力”を高める!
目次
1章 ヤマト政権と国づくり
2章 律令制の動揺と貴族政治
3章 武家政権の始まり
4章 乱世をへて天下統一へ
5章 江戸幕府とその統治
6章 明治維新と近代国家への道
7章 戦後ニッポンが歩んだ道
著者等紹介
河合敦[カワイアツシ]
1965年、東京都生まれ。青山学院大学卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。文教大学付属中学・高等学校と早稲田大学で教鞭をとる一方、歴史作家・歴史研究家として執筆、講演活動、テレビ出演等を行っている。第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社)、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
3
大学の入試問題が大きく変わる。 それは習得した知識を使い問題を発見し、解決する思考力や判断力を評価する形式になるという。 受験生だけに論述問題を解かせて解説するだけでは勿体ない。 第一章 ヤマト政権と国づくり 第二章 律令制の動揺と貴族政治 第三章 武家政権の始まり 第四章 乱世を経て天下統一へ 第五章 江戸幕府とその統治 第六章 明治維新と近代国家への道 第七章 戦後ニッポンが歩んだ道 一問だけ河合さんが参考文献を紐解いた問題、受験生が解けるのか? ちなみに農民と百姓の不一致点を二つ挙げよという設問。2022/02/01
roku7777
1
入試問題としては簡単なれど、それを明快に切っていく河合先生のまとめが面白い。ただしその程度の「浅さ」でいいの?ってことはつい思ってしまう。その一方で時数制限もあるし河合先生の正解答はやはり正しいのだろう。物事を学びすぎるとついつい右や左にぶれるものだけどこの人はいつも真ん中を歩いているのは好感が持てる。2019/10/12
らいしょらいしょ
1
日本史好きやけど!なにこれ入試問題にこんな風に出るの!?東大だの京大だの、これクリアしていく人って、頭の中どうなっとんやろ。何を聞かれているのか、正確に把握。余計な情報は入れず、決められた字数で的確に答えるということの難しさよ。ちゃんと流れと情勢背景を理解してないと無理…2018/02/10
ミント
0
★★★★☆ 2022/06/26