出版社内容情報
徳川家康没後400年。いかにして家康は「神」となったのか、今改めて検証する。その過程で重要な役割を果たした人物たちとは!?
【著者紹介】
1970年、神奈川県生まれ。週刊誌専属記者などを経てフリーライターに。歴史、社会時事、スポーツ、芸能など多岐にわたり執筆。おもな著書に『教科書には載っていない! 幕末の大誤解』(彩図社)など多数。
内容説明
政治的な思惑を超え、“絆”がもたらした神への道―徳川四天王、十六神将、南光坊天海…家康を支え、265年の長きにわたる政権の礎を築いた男たちと、「神」になるまでの軌跡を丹念に描きだす!!
目次
第1章 「神」になる前の徳川家康(2代続けて横死した松平家…悲運の若君;人質として過ごした少年時代 ほか)
第2章 家康ついに「神」になる(家康の墓所はいくつもある;大明神か大権現か…南光坊天海と金地院崇伝の「神号論争」 ほか)
第3章 江戸時代中期の「神君」家康(家康の「神格化」を後押しした後光明天皇の決断;ひとりの大名がせっせと植林した「日光杉並木」 ほか)
第4章 幕末期以降の「神君」家康(「神君以来の伝統」が攘夷のための「錦の御旗」に;会津藩を苦難の道に進ませた「神君」あったの「御家訓」 ほか)
第5章 家康を「神」に押し上げた益荒男たち(幼少期から家康をサポートした最年長「四天王」―酒井忠次;名槍・蜻蛉切の使い手で秀吉が「東の横綱」と激賞―本多忠勝 ほか)
第6章 家康が「神」になる道すじをつけた群雄(徳川の世を決定づける一言で土佐一国の主に―山内一豊;猛将は「豊臣家おんため」を貫いてさびしい晩年を―福島正則 ほか)
第7章 「神君家康公」にまつわる史跡(御三家もそれぞれ建てた東照宮;天海が主導して建てられた日光以外の東照宮 ほか)
著者等紹介
熊谷充晃[クマガイミツアキ]
1970年神奈川県生まれ。フリーライター。歴史探究家。週刊誌専属記者などを経て2005年から著述家に。歴史全般のほか社会時事、スポーツ、芸能、ペットなど、ジャンルにより複数のペンネームを使い分けて活動し、自著は現在30冊近く。また、企業の公式サイトやフリーペーパーなど多岐にわたるメディアで執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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